インターネットの普及に伴って、PCやスマホを日常的に使うことが多くなってきましたが、そういえばWebって何だっけ?
改めて考えると分かんないなぁ?なんてことありませんか?そこで今回は、初心者向けにWebの意味と歴史について振り返っていきたいと思います!
Web(ウェブ)とは何か?まずは意味から説明します
ズバリ、Web(ウェブ)の元々の意味は、日本語で「クモの巣」や「クモの巣状のもの」です。ITの分野でのWeb(ウェブ)の意味は、World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)の略で「WWW」のことを指しています。
Web(ウェブ)とは、ハイパーテキストと呼ばれる通信網の仕組みを利用していて、インターネット上の色んな情報(テキスト・文字、画像、動画、音楽など)を関連付けて、結びつけるシステムのことを指しています。
情報のまとまりに応じて、下記のように呼び方が変わります。
- Webページ
- Webサイト
- Webアプリ(Webアプリケーション)
- Webサービス
Web(ウェブ)の歴史について
さて、Webのざっくりした内容を頭に入れたところで、歴史を振り返っていきましょう!Webをつくった生みの親は、イギリス人のティム・バーナーズ=リー博士という方です。
ロバート・カイリューと共に、インターネットの中で超重要なシステムであるWWW(World Wide Web)を発明しました。実はこのWebの父であるティム博士は、2009年にアメリカのトークショー「TED」にも出演したことがあるんです。
WWWの由来とは何か
ティム博士は、CERN(セルン)という世界的にも有名なスイスの研究機関に在籍していました。
CERNは、ものすごく長い時間のかかる研究をしている機関で、数万人以上の研究者が交代しながら研究をしているらしいです。1つの研究で数万人以上って中々大規模ですよね。
そんな経緯もありCERNでは、もっと効率的に研究員のデータ等を管理したり閲覧することをスムーズにする方法はないか?と考えていました。
そこで手を上げたのが、ティム博士です。1つのコンピュータに研究員のデータを記録していきました。
そして、その文書同士を「リンク」させていきました。これが僕たちが、いま使っている「WWW(web)」のはじまりです。
実は、この「WWW(web)」の名前ですが、ティム博士は名前を発表する時に英語で「The Information Mine」日本語で「情報鉱山」という名前で発表をしようと考えていたこともありました。
頭文字を取ると「TIM」ということで自分の名前になりますが、流石にこれは自分よがりな名前だなということで辞めたみたいです。
webサイトの誕生!
1991年8月6日、ティム博士は世界で最初のWebサイトを公開しました。一般的に、この8月6日を「Web」の誕生日とすることが多いみたいです。
あなたは、HTMLという言葉を聞いたことはありますか?HTMLとは、「HyperText Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)のことです。
普段、ITに関する仕事に従事している方はなじみ深いものかもしれません。
分かりやすくすると、webサイトのテキストやボタンをクリックした際に、他のページに移動しますよね?あの仕組みをハイパーリンクといいますが、その機能をもっている文書のことをハイパーテキストと言います。それをティム博士が作りました!webサイトの誕生です!
Web(ウェブ)とは何かのまとめ
つまり、webとは、下記になります。
- 日本語にすると「クモの巣状の何か」
- ITで使う場合、web=WWW(WorldWideWeb)
- Webを作ったのはティム博士