一身是胆/いっしんしたん

一身是胆の意味と使い方
四字熟語 一身是胆
読み方 いっしんしたん
意味 極めて勇気があり畏(おそ)れるもののないたとえ。全身に胆力が満ちている意味から。「一身」は全身。「胆」は勇気。度胸。一般に「一身(いっしん)是(こ)れ胆(たん)なり」と訓読して用いる。「満身是胆(まんしんしたん)」ともいう。類義の表現に「一身都(すべ)て是れ胆」がある。
類義語 大胆不敵(だいたんふてき)
満身是胆(まんしんしたん)
英語表現 Extremely courageous and fearless.
由来 中国・三国時代、蜀(しょく)の劉備(りゅうび)が、魏の曹操(そうそう)の大軍に追われて逃走した時、部下の趙雲(ちょううん)(子竜)の勇猛果敢なさまを称えて「趙雲の体は全部肝っ玉だ」と言った故事による。
出典 「蜀志(しょくし)」趙雲(ちょううん)伝の裴注(はいちゅう)に引く「子竜は一身都(すべ)て是れ胆なり」