四字熟語 | 懿公喜鶴 |
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読み方 | いこうきかく |
意味 | 大切にすべき人をないがしろにしてしまい、つまらない者を可愛がって、最終的に身を亡ぼしてしまうことのたとえ。「懿公(いこう)鶴(かく)を喜(この)む」と訓読する。懿公は中国春秋時代の衛の国の王。 |
類義語 | 懿公之鶴(いこうのつる) |
懿公好鶴(いこうこうかく) | |
英語表現 | To neglect those who should be cherished, to love the trivial, and finally to lose one’s life. |
由来 | 衛の懿公は、臣下や国民よりも鶴を愛し、爵位を与えたりして大切にした。そのため、戦争が起きた時に、懿公が兵隊に戦うように命じたが、兵隊は「鶴に戦わせればいい」と言って協力しなかったため、ついに懿公は身を滅ぼしたという故事から。 |
出典 | 「春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)」閔公(びんこう)二年 |