秋の鹿は笛に寄る

秋の鹿は笛に寄る(あきのしかはふえによる)の意味と使い方

用語の解説

ことわざ秋の鹿は笛に寄る
読み方あきのしかはふえによる
意味秋季、牝鹿は、鹿笛の音を牡鹿の鳴き声と思って思い悩む。転じて、みずから危険な状態に身を投じることのたとえ。「とんで火に入る夏の虫」と共に用いられることが多い。笛に寄る秋の鹿ははかない契りに命を失う。妻恋う鹿は笛に寄る。笛に寄る鹿は妻を恋う。
英語表現
出典浮世草子・好色訓蒙図彙(1686)序「秋の鹿、笛により、氷れる池に霜うちはらふ鴛鴦の浮寝さへあれば、いとかしこし」
別表記秋の鹿は笛に心を乱す(あきのしかはふえにこころをみだす)
類義語笛に寄る鹿は妻を恋う
妻恋う鹿は笛に寄る