四字熟語 | 倚玉之栄 |
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読み方 | いぎょくのえい |
意味 | 容姿の優れた人や地位や役職の高い立派な人と寄り添うこと。結婚することの誉れ。「倚玉」は玉樹(容姿のすぐれた人、立派な人)に寄りかかること。「栄」は栄誉・誉れ。 |
英語表現 | – |
由来 | 中国魏の明帝が、皇后の弟である毛曽(もうそう)を、容姿のすぐれた夏侯玄(かこうげん)と並べて座らせた。これを見た人々が、「葭(あし)が玉樹に寄りかかっている」と言った故事から。 |
出典 | 「世説新語(せせつしんご)」容止(ようし) |
例文
例文
- 彼の態度は倚玉之栄という感じがして好きではない。
- 上司の意見に従うあまりに、倚玉之栄とも言える結果になってしまった。
- 美しい母の前では父は倚玉之栄に見えてしまう。
- 倚玉之栄に預かってようやく意見の言える立場だ。
- 媚び諂うことが倚玉之栄とは言えないだろう。
- 彼女は美人だから誰しもが倚玉之栄に預かろうとする。
- 倚玉之栄に甘んじてまで出世しようとは思わない。
- 第三者からすれば私は倚玉之栄に甘んじているようにしか見えないだろう。
- 美しい人を見れば倚玉之栄に預かろうとするのは当たり前だ。
- 私には才能が無いので倚玉之栄に安んじてようやく仕事についている。