四字熟語 | 遺簪墜屨 |
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読み方 | いしんついく |
意味 | 日常ですでに使い慣れているもののたとえ。また、それを愛惜する情のたとえ。なくしたかんざしと落としたくつの意味から。「遺」はうしなうこと。「簪」はかんざし。「堕」は落とすこと。「屨」はくつ。 |
由来 | 孔子が、薪を刈っている最中に、かんざしをなくして泣いている婦人に出会った故事と、楚の昭王が、呉(ご)との戦いの最中にくつを落として、これを惜しんだ故事から。 |
出典 | 「韓詩外伝(かんしがいでん)」九「新書(しんじょ)」論城(ゆじょう) |
類義語 | 依依不舎(いいふしゃ) |
遺簪墜履 (いしんついり) | |
遺簪弊履 (いしんへいり) |