四字熟語 | 殷鑑不遠 |
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読み方 | いんかんふえん |
意味 | 身近な失敗例を自分の戒めとせよというたとえ。また、自分の戒めとなるものは、近くにあることのたとえ。「殷」は古代中国の王朝の名前。「鑑」は鏡で、手本の意味。中国古代の王朝は夏(か)から始まり、殷(商ともいう)、周と続く。殷王朝の戒めとなる見本は、遠い昔に求めなくてもすぐ前代の夏王朝の暴政による滅亡があるという意味。失敗の前例は遠くに求めずとも身近にあるから、これを戒めとせよということ。一般に「殷鑑(いんかん)遠(とお)からず」と訓読して用いる。 |
類義語 | 商鑑不遠(しょうかんふえん) |
他山之石(たざんのいし) |