- 才余りありて識足らず(さいあまりありてしきたらず)
- 塞翁が馬(さいおうがうま)
- 歳寒の松柏(さいかんのしょうはく)
- 災害は忘れた頃にやってくる(さいがいはわすれたころにやってくる)
- 細工は流流、仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 細工は流々、仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 細工貧乏人宝(さいくびんぼうひとだから)
- 歳月、人を待たず(さいげつ、ひとをまたず)
- 最後に笑う者が最もよく笑う(さいごにわらうものがもっともよくわらう)
- 最後は人の嗜み(さいごはひとのたしなみ)
- 最後を飾る(さいごをかざる)
- 最期を遂げる(さいごをとげる)
- 幸先がいい(さいさきがいい)
- 才子、才に倒れる(さいし、さいにたおれる)
- 最初で最後(さいしょでさいご)
- 妻子を置く所が故郷(さいしをおくところがこきょう)
- 采薪の憂い(さいしんのうれい)
- 彩ずる仏の鼻を欠く(さいずるほとけのはなをかく)
- 済世の志(さいせいのこころざし)
- 細大漏らさず(さいだいもらさず)
- 才槌で庭掃く(さいづちでにわはく)
- 災難なら畳の上でも死ぬ(さいなんならたたみのうえでもしぬ)
- 災難の先触れはない(さいなんのさきぶれはない)
- 才に走る(さいにはしる)
- 賽の河原(さいのかわら)
- 采配を振る(さいはいをふる)
- 賽は投げられた(さいはなげられた)
- 財布の底と心の底は人に見せるな(さいふのそことこころのそこはひとにみせるな)
- 財布の紐が堅い(さいふのひもがかたい)
- 財布の紐は首に掛けるより心に掛けよ(さいふのひもはくびにかけるよりこころにかけよ)
- 財布を握る(さいふをにぎる)
- 竿竹で星を打つ(さおだけでほしをうつ)
- 竿の先の鈴(さおのさきのすず)
- 棹は三年、櫓は三月(さおはさんねん、ろはみつき)
- 逆立ちしても(さかだちしても)
- 魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ(さかなはとのさまにやかせよもちはこじきにやかせよ)
- 酒外れはせぬもの(さかはずれはせぬもの)
- 酒戻しはせぬもの(さかもどしはせぬもの)
- 酒屋へ三里、豆腐屋へ二里(さかやへさんり、とうふやへにり)
- 盛りがつく(さかりがつく)
- 先勝ちは糞勝ち(さきがちはくそがち)
- 先が見える(さきがみえる)
- 先立つ物(さきだつもの)
- 先立つ物は金(さきだつものはかね)
- 先を争う(さきをあらそう)
- 先を越す(さきをこす)
- 先を読む(さきをよむ)
- 先んずれば則ち人を制す(さきんずればすなわちひとをせいす)
- 先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)
- 鷺と烏(さぎとからす)
- 鷺を烏(さぎをからす)
- 鷺を烏と言いくるめる(さぎをからすといいくるめる)
- 策士、策に溺れる(さくし、さくにおぼれる)
- 桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿(さくらおるばか、かきおらぬばか)
- 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿(さくらきるばか、うめきらぬばか)
- 桜は花に顕われる(さくらははなにあらわれる)
- 簀を易う(さくをかう)
- 策を講じる(さくをこうじる)
- 策を弄する(さくをろうする)
- 探りを入れる(さぐりをいれる)
- 酒買って尻切られる(さけかってしりきられる)
- 酒が酒を飲む(さけがさけをのむ)
- 酒極って乱となる(さけきわまってらんとなる)
- 酒と朝寝は貧乏の近道(さけとあさねはびんぼうのちかみち)
- 酒と産には懲りた者がない(さけとさんにはこりたものがない)
- 酒なくて何の己が桜かな(さけなくてなんのおのれがさくらかな)
- 酒に十の徳あり(さけにとおのとくあり)
- 酒に別腸あり(さけにべつちょうあり)
- 酒飲み、本性違わず(さけのみ、ほんしょうたがわず)
- 酒は憂いの玉箒(さけはうれいのたまははき)
- 酒は燗、肴は刺身、酌は髱(さけはかん、さかなはさしみ、しゃくはたぼ)
- 酒は三献に限る(さけはさんこんにかぎる)
- 酒は天の美禄(さけはてんのびろく)
- 酒は飲むとも飲まるるな(さけはのむとものまるるな)
- 酒は飲むべし飲むべからず(さけはのむべしのむべからず)
- 酒は百毒の長(さけはひゃくどくのちょう)
- 酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう)
- 酒は本心を現す(さけはほんしんをあらわす)
- 笹の葉に鈴(ささのはにすず)
- 囁き千里(ささやきせんり)
- 差しつ差されつ(さしつさされつ)
- 刺身のつま(さしみのつま)
- 匙の先より口の先(さじのさきよりくちのさき)
- 砂上の楼閣(さじょうのろうかく)
- 匙を投げる(さじをなげる)
- 左遷(させん)
- 沙汰の限り(さたのかぎり)
- 左袒(さたん)
- 沙中の偶語(さちゅうのぐうご)
- 察しが付く(さっしがつく)
- 札片を切る(さつびらをきる)
- 薩摩守(さつまのかみ)
- 蹉跌(さてつ)
- 里心が付く(さとごころがつく)
- 悟ろうと思うも迷い(さとろうとおもうもまよい)
- 鯖の生き腐れ(さばのいきぐされ)
- 鯖を読む(さばをよむ)
- 様になる(さまになる)
- 寒さ小便、ひだるさ欠伸(さむさしょうべん、ひだるさあくび)
- 寒さの果ても涅槃まで(さむさのはてもねはんまで)
- 然もあらばあれ(さもあらばあれ)
- 遮莫(さもあらばあれ)
- 鞘当て(さやあて)
- 鞘走りより口走り(さやばしりよりくちばしり)
- 鞘を取る(さやをとる)
- 左右の手を失うが如し(さゆうのてをうしなうがごとし)
- 白湯を飲むよう(さゆをのむよう)
- 晒し者になる(さらしものになる)
- 皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう)
- 去り跡へ行くとも死に跡へ行くな(さりあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 猿知恵(さるぢえ)
- 猿に烏帽子(さるにえぼし)
- 猿に木登り(さるにきのぼり)
- 猿の尻笑い(さるのしりわらい)
- 猿の水練、魚の木登り(さるのすいれん、うおのきのぼり)
- 猿の人真似(さるのひとまね)
- 猿は人間に毛が三筋足らぬ(さるはにんげんにけがみすじたらぬ)
- 猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
- 去る者は追わず(さるものはおわず)
- 去る者は追わず、来る者は拒まず(さるものはおわず、きたるものはこばまず)
- 去る者は日日に疎し(さるものはひびにうとし)
- 去る者は日々に疎し(さるものはひびにうとし)
- 触らぬ神に祟りなし(さわらぬかみにたたりなし)
- 触り三百(さわりさんびゃく)
- 山雨来らんとして、風、楼に満つ(さんうきたらんとして、かぜ、ろうにみつ)
- 三界に家なし(さんがいにいえなし)
- 三界の火宅(さんがいのかたく)
- 三軍も帥を奪うべきなり、匹夫も志を奪うべからず(さんぐんもすいをうばうべきなり、ひっぷもこころざしをうばうべからず)
- 三顧(さんこ)
- 三顧の礼(さんこのれい)
- 三国一(さんごくいち)
- 三五の十八(さんごのじゅうはち)
- 三歳の翁、百歳の童子(さんさいのおきな、ひゃくさいのどうじ)
- 三舎を避く(さんしゃをさく)
- 山椒は小粒でもぴりりと辛い(さんしょはこつぶでもぴりりとからい)
- 三尺下がって師の影を踏まず(さんじゃくさがってしのかげをふまず)
- 傘寿(さんじゅ)
- 三従(さんじゅう)
- 三十九じゃもの花じゃもの(さんじゅうくじゃものはなじゃもの)
- 三十にして立つ(さんじゅうにしてたつ)
- 三十の尻括り(さんじゅうのしりくくり)
- 三十振袖、四十島田(さんじゅうふりそで、しじゅうしまだ)
- 三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)
- 三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
- 三寸の舌を掉う(さんずんのしたをふるう)
- 三寸の見直し(さんずんのみなおし)
- 三寸俎板を見抜く(さんずんまないたをみぬく)
- 三省(さんせい)
- 三代続けば末代続く(さんだいつづけばまつだいつづく)
- 山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し(さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
- 山中暦日なし(さんちゅうれきじつなし)
- 三度の火事より一度の後家(さんどのかじよりいちどのごけ)
- 三度の飯も強し柔らかし(さんどのめしもこわしやわらかし)
- 三度の飯より好き(さんどのめしよりすき)
- 三度目の正直(さんどめのしょうじき)
- 三度目は定の目(さんどめはじょうのめ)
- 三人、市虎を成す(さんにん、しこをなす)
- 三人、虎を成す(さんにん、とらをなす)
- 三人行えば必ずわが師あり(さんにんおこなえばかならずわがしあり)
- 三人子持ちは笑うて暮らす(さんにんこもちはわろうてくらす)
- 三人知れば世界中(さんにんしればせかいじゅう)
- 三人旅の一人乞食(さんにんたびのひとりこじき)
- 三人寄れば姦しい(さんにんよればかしましい)
- 三人寄れば公界(さんにんよればくがい)
- 三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
- 三年、飛ばず鳴かず(さんねん、とばずなかず)
- 三年経てば三つになる(さんねんたてばみっつになる)
- 三拝九拝する(さんぱいきゅうはいする)
- 三拍子揃う(さんびょうしそろう)
- 酸鼻を極める(さんびをきわめる)
- 三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)
- 三余(さんよ)
- 三楽(さんらく)
- 算を乱す(さんをみだす)
- 材、大なれば用を為し難し(ざい、だいなればようをなしがたし)
- 財は一代の宝(ざいはいちだいのたから)
- 財宝は地獄の家苞(ざいほうはじごくのいえづと)
- 財宝は身の敵(ざいほうはみのかたき)
- 座が白ける(ざがしらける)
- 座がもたない(ざがもたない)
- 雑魚の魚交じり(ざこのととまじり)
- 坐しても食らえば山も空し(ざしてもくらえばやまもむなし)
- 座禅組むより肥やし汲め(ざぜんくむよりこやしくめ)
- 雑音を入れる(ざつおんをいれる)
- 様は無い(ざまはない)
- 座右の銘(ざゆうのめい)
- 座を取り持つ(ざをとりもつ)
- 座を外す(ざをはずす)
- 座を見て皿をねぶれ(ざをみてさらをねぶれ)
- 残念閔子騫(ざんねんびんしけん)