鴉雀無声/あじゃくむせい

鴉雀無声(あじゃくむせい)の意味と使い方
四字熟語 鴉雀無声
読み方 あじゃくむせい
意味 ひっそりとして声ひとつないこと。静まりかえっているさま。また、黙ったまま話をしないさま。「鴉」はカラス。カラスやスズメなど鳥の鳴き声のない意味から。「鴉雀(あじゃく)声無し」と訓読する。
英語表現
出典 蘇軾(そしょく)-詩「絶句三首(ぜっくさんしゅ)」
類義語 鴉鵲無聞(じゃくむぶん)
鴉黙雀静(あもくじゃくせい)

使い方/例文

例文

  • ここの図書館は鴉雀無声だから勉強がはかどる。
  • このクラスはいつも鴉雀無声で気味が悪い。
  • 家族とあまり会話をしない君のお父さんはまさに鴉雀無声だ。
  • 大学の入試会場は鴉雀無声だったので隣の鉛筆の音が煩く感じた。
  • 自習室は鴉雀無声なので小声で話すのもはばかられる。
  • 鴉雀無声の森林では足音でさえ大きな音に感じてしまう。
  • 一人暮らしの部屋は鴉雀無声なので部屋の壁がきしむ音でも驚くことがある。
  • この会場内に100人いるとは思えないほど鴉雀無声な時間が流れている。
  • 目をつぶれば誰も居ないと錯覚するほどこのオフィスは鴉雀無声である。
  • 瞑想をして鴉雀無声の空間を自ら作ると心が穏やかになるのを感じる。