鴉巣生鳳/あそうせいほう

鴉巣生鳳(あそうせいほう)の意味と使い方
四字熟語 鴉巣生鳳
読み方 あそうせいほう
意味 愚かな親に優れた子が生まれるたとえ。また、貧しい家に優れた人物が生まれるたとえ。カラスの巣におおとりが生まれる意味から。「鴉」はカラス。「鳳」は想像上の瑞鳥(ずいちょう)おおとりで、聖天子が出ると現れるとされる。「鴉巣(あそう)に鳳(ほう)を生(しょう)ず。」と訓読する。「とびが鷹を生む」と同意。
英語表現
出典 「五灯会元(ごとうえげん)」一二・白鹿顕端禅師(はくろくけんたんぜんし)
類義語 老蚌生珠(ろうぼうせいしゅ)

使い方/例文

例文

  • 蛙の子は蛙と言うように鴉巣生鳳なんてめったにおこることではない。
  • 中卒の両親から生まれた彼女が東大に入学できたなんて鴉巣生鳳だ。
  • 鴉巣生鳳の子を持つ両親は鼻が高いだろう。
  • 農家出身の彼がエリート官僚になるとは鴉巣生鳳だ。
  • 両親と学力の差がすごいため、彼は鴉巣生鳳と噂をされた。
  • 5歳で3ヶ国語を話せる彼女は鴉巣生鳳だと近所で有名になった。
  • エリートの彼は鴉巣生鳳だと言われているが、彼も彼なりに精進して今の地位にいるようだ。
  • 彼の両親を見ていると、本当にこの両親から彼が生まれたのかと疑問になるほど彼は優秀で鴉巣生鳳だと言える。
  • 我が子が鴉巣生鳳だと噂されるのは少し複雑な気分になる。
  • 彼女の母親と彼女を比べると彼女が鴉巣生鳳と言われるのも納得がいく。