雨霖鈴曲/うりんれいきょく

雨霖鈴曲(うりんれいきょく)の意味と使い方
四字熟語 雨霖鈴曲
読み方 うりんれいきょく
意味 中国唐の玄宗(げんそう)が、寵愛(ちょうあい)していた楊貴妃(ようきひ)を悼んで作った曲の名前。語構成は「雨霖鈴+曲」。
英語表現
由来 玄宗は第六代皇帝として唐の絶頂期を築いたが、楊貴妃を寵愛して政治をなおざりにしたことから安史(あんし)の乱が起き、都を捨てて蜀(しょく)へと逃れることとなった。その途次、長雨(雨霖)の桟道で、馬の鈴が雨音と響き合うのを聞き、死なせてしまった楊貴妃への想いをかき立てられ、「雨霖鈴」という曲を作ったという故事から。
出典 「明皇雑録補遺(めいこうざつろくほい)」