阿世曲学/あせいきょくがく

阿世曲学(あせいきょくがく)の意味と使い方
四字熟語 阿世曲学
読み方 あせいきょくがく
意味 学問の真理をゆがめて時代の好みにおもねり、世間や時勢に迎合する言動をすること。「曲学」は真理を曲げた学問。「阿世」は世におもねる意味。「阿」はへつらいおもねる意味。「曲学阿世(きょくがくあせい)ともいう。
英語表現 twisting the truth and truckling to the times prostitution of learning
出典 「史記(しき)」儒林伝(じゅりんでん)
類義語 曲学阿世(きょくがくあせい)

使い方/例文

例文

  • 彼はいつも部長に気に入られるように阿世曲学な行動をしている。
  • 昔は阿世曲学でいなければ生き辛かった。
  • 自分の意思をしっかり貫き阿世曲学にならないように精進することが大切だ。
  • 人は長い物に巻かれる方が楽であるという考えから阿世曲学に至りやすい。
  • いくら昇進したいからといって自分を曲げてまで阿世曲学に走るのはいかがなものかと思う。
  • たしかに阿世曲学に走れば波風は立たないかもしれないが、それは自分自身の道理や倫理に反する事になる。
  • この世の中は阿世曲学になる人がいる一方で、自分をしっかり持っている人がいる。
  • 彼の立場からすると、あの場面では阿世曲学にならざるを得なかったのかもしれない。
  • 誰かに好かれようとして阿世曲学に走っても、いずれ化けの皮が剥がれるだろう。
  • 阿世曲学は利口な立ち回りに感じるかもしれないが、あまりやりすぎると痛い目をみるだろう。