四字熟語 | 衣錦尚絅 |
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読み方 | いきんしょうけい |
意味 | 才能などを外にあらわにしないこと。華やかな錦(にしき)を着て、その上にひとえの衣をまとう意味から。才能などは、あらわにしなくとも次第に明らかに知られるようになるもので、無理にひけらかすことを戒めた語。「錦」は金糸銀糸で華麗な模様を繰り出した絹織物。才能や人徳にたとえる。「絅」はひとえの着物。「尚」は加える意味で、上からかけること。「錦を衣て絅(けい)を尚(くわ)う」と訓読する。 |
英語表現 | – |
出典 | 「中庸(ちゅうよう)」三三に引く「詩経(しきょう)」衛風(えいふう)・碩人(せきじん)の句 |
使い方/例文
例文
- 衣錦尚絅、彼女は自分の家がお金持ちであることをいっさいひけらかすことはない。
- 衣錦尚絅、彼は自分がテストで満点であったことを自分からは言わなかった。
- 衣錦尚絅、彼は友達が芸能人であることは一切他の人に自慢することはない。
- 衣錦尚絅、彼は自分が東大に合格したことを全く他の友達に自慢することはなかった。
- 衣錦尚絅、彼は勉強も運動もできるのに周りに自慢しないから友達が多い。
- 衣錦尚絅、彼女は自分がスカウトされたことを自慢することもなかったし、自分の容姿を自慢することもなかった。
- 衣錦尚絅、彼女はとても美人なのに目立たないようにいつも前髪で顔を隠しています。
- 衣錦尚絅、彼は本当は頭がいいのに、クラスで目立たないためにわざと低い点数を取っている。
- 衣錦尚絅、彼は彼の活躍で大賞を取ることができたのに自慢することはなかった。
- 衣錦尚絅、彼は自分の親が権力者であるのに誰にでも平等に接して、親の権力をひけらかすことはなかった。