王門伶人/おうもんれいじん

王門伶人(おうもんれいじん・おうもんのれいじん)の意味と使い方
四字熟語 王門伶人
読み方 おうもん(の)れいじん
意味 王家の楽人。権力者のお抱えの芸術家。「王門」は王家のこと。「伶人」は楽人のこと。
英語表現
由来 中国晋(しん)の戴逵(たいき)は芸術全般に通じ、特に琴(きん)の名人であった。それを聞いた武陵王は戴逵を召し抱えようと使者を遣わした。しかし、隠遁(いんとん)を愛する戴逵は、「私は王門の楽人にはならない」と怒り、使者の前で琴をたたき壊したという故事から。
出典 「晋書(しんじょ)」隠逸伝(いんいつでん)・戴逵伝(たいきでん)
別表記 王門伶人(おうもんのれいじん)
類義語 戴逵破琴(たいきはきん)