暗香疎影/あんこうそえい

暗香疎影(あんこうそえい)の意味と使い方
四字熟語暗香疎影
読み方あんこうそえい
意味梅のことをたとえていう。「暗香」はどこからともなく漂うよい香り、また、暗闇の中に漂うよい香り。花の香り、特に梅の花の香りをいうことが多い。「疎影」は、まばらに映る木々などの陰。
英語表現
出典林逋(りんぽ)-詩「山園子梅(さんえんのしょうばい)」
類義語暗香蓊葧(あんこうおうぼつ)
暗香浮動(あんこうふどう)

例文

例文

  • 近くの公園には梅の木が沢山植えられており暗香疎影だと感じた。
  • 夜風に漂う梅の花の良い香りは暗香疎影である。
  • 舞台で暗香疎影を演出するためには梅の木と花が必須である。
  • 月明かりの中で見る梅の花はまさに暗香疎影だ。
  • 梅の花の香りを嗅ぐと幼い時に見た暗香疎影な光景を思い出す。
  • 梅の花があるだけで暗香疎影な空間を作り出せる彼の技術は見上げたものだ。
  • 夜に庭園の前を通ると花の香りが漂ってきて暗香疎影そのものだった。
  • この場所に咲いている花は夜になると人々に暗香疎影を感じさせるに違いない。
  • 今も昔も梅の花は暗香疎影を私たちに与えている。
  • 暗香疎影、月と梅の花が幻想的な時間を作り出している。