四字熟語 | 暗送秋波 |
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読み方 | あんそうしゅうは |
意味 | 女性が媚びを含んだまなざしを男性に向けること。色目を使うこと。また、機嫌を取って取り入り、ひそかに相手と結ぼうとすること。「暗」はひそかに、こっそりの意味。「秋波」は秋の涼やかに澄んだ水波の意味で、美人の澄んだ目、女性の媚を含むまなざしのたとえ。色目。一般に「暗(あん)に秋波(しゅうは)を送る」と訓読して用いる。 |
英語表現 | playing up to someone behind the scenes casting an amorous glance (at) giving an amorous sidelong look |
出典 | 李煜(りいく)-詩「菩薩蛮(ぼさつばん)」 |
使い方/例文
例文
- 彼女は部長に気に入られるため暗送秋波を怠らなかった。
- 彼は無口だが眼光が鋭く、まさに暗送秋波だと感じた。
- 目は口ほどに物を言うという諺のように、彼女は暗送秋波で何かを訴えかけてきた。
- 彼からの視線をいつも感じるため、彼は私に暗送秋波を送っているに違いない。
- 彼女は困ったことがあるとすぐに人と目配せし、暗送秋波を送り助けを求めている。
- 彼が彼女に気があるのは暗送秋波で察することが出来る。
- 近所の話好きの女性の長話に付き合わされた彼女は、近くにいた他の女性に暗送秋波を送った。
- 暗送秋波を送り、察して欲しいと願ってもその要求に気が付いてくれることは稀である。
- 彼は授業中に先生に暗送秋波を送り好意を示していた。
- 彼からの暗送秋波を感じとれない彼女はかなり鈍感である。