暗箭傷人/あんせんしょうじん

暗箭傷人(あんせんしょうじん)の意味と使い方
四字熟語 暗箭傷人
読み方 あんせんしょうじん
意味 ひそかに人を陥れたり、中傷したりする卑劣な行為のこと。「暗箭」は暗闇から放たれる矢のことで、誰かが放ったのかはわからない。「傷人」は人を傷つける意味。「暗箭(あんせん)人を傷る(やぶる)(傷つく)」と訓読する。
英語表現 stab someone in the back
出典 「水滸伝(すいこでん)」一一三

使い方/例文

例文

  • テレビに出ている芸能人を酷く誹謗中傷している視聴者は暗箭傷人だと言える。
  • インターネットの掲示板は暗箭傷人が横行しやすい環境である。
  • 自分がその問題に関わっていない時だけ相手を陥れるような発言をするなんて暗箭傷人である。
  • 人を陥れたり良くない噂を流したりする彼の行いはまさに暗箭傷人だ。
  • 外面が良く、人当たりが良い人に限って暗箭傷人であることが多い。
  • 暗箭傷人のような事をする人は人としての器が小さいのだと感じた。
  • 自分が暗箭傷人にならないように、不平不満があれば本人に直接言うようにしている。
  • 自分の保身のために暗箭傷人になるのは好ましくない。
  • 彼の意図的に彼女の悪い噂を流した行為は暗箭傷人だと言わざるを得ない。
  • わざと彼が部長に叱られるように彼にミスをさせた先輩は暗箭傷人であった。