易簀之際/えきさくのさい

易簀之際(えきさくのさい)の意味と使い方
四字熟語 易簀之際
読み方 えきさくのさい
意味 人の臨終のときのこと。特に徳の高い人の死を敬っていう場合が多い。「易簀」は、すのこ(寝台の上に敷く竹で編んだ敷物)を取りかえること。人の臨終を意味する。孔子の弟子の曽参(そうしん)が臨終のときに、寝台の上に大夫(たいふ)の身分の人が使うすのこが敷いてあったため、身分にふさわしくないと言って取りかえさせ、死ぬ間際でも正道を重んじたという故事から。
英語表現
出典 「礼記(らいき)」檀弓(だんぐう)上