四字熟語 | 悪衣悪食 |
---|---|
読み方 | あくいあくしょく(あくいあくじき) |
意味 | 質素で粗末な着物や食べ物。「悪衣」は粗末な着物。「悪食」はここでは、粗末な食事。 |
英語表現 | Wear bad close and eat bad food that is simple life. shabby clothes and plain foods |
出典 | 「論語(ろんご)里仁(りじん)「士、道に志して悪衣悪食を恥ずる者は未だ与(とも)に議するに足らず、(道徳の修養に志す人で、自分の外面的な粗末な衣食を恥ずかしいと思うようでは、まだ一緒に道を論ずる資格はない」 |
別表記 | 悪衣悪食(あくいあくじき) |
類義語 | 褞袍粗糲(おんぽうそれい) |
節衣縮食(せついしゅくしょく) | |
粗衣粗食(そいそしょく) | |
粗衣糲食(そいれいしょく) | |
対義語 | 錦衣玉食(きんいぎょくしょく) |
侈衣美食(しいびしょく) | |
暖衣飽食(だんいほうしょく) |
使い方/例文
例文
- されば悪衣悪食を恥ずるものはともに語るに足らずとせなし孔子も子貢の政(まつりごと)を問うに答えては即ちまず食を足らすと述べ
- 私も昔は苦労していました。当時はお金もなく、悪衣悪食によって、周りからの評判は悪かった。
- 戦争中は悪衣悪食に皆耐えて生活していた。
- 悪衣悪食は何も恥じるべきことではない。
- 彼は見るからに悪衣悪食である。
- うちの祖母は悪衣悪食を辛いとは思わずむしろ楽しんで行っている。
- 悪衣悪食の貧しい子供たちを何とか救いたいものだ。
- 彼女は悪衣悪食をものともせず研究に没頭している。
- 最近では悪衣悪食も個性とされつつある。
- 祖母の子供時代は悪衣悪食だったようだ。
- 今の時代は悪衣悪食の子供をあまり見かけなくなった。
- 悪衣悪食は物に執着しない精神を育むトレーニングにもなるようだ。