宛転蛾眉/えんてんがび

宛転蛾眉(えんてんがび)の意味と使い方
四字熟語 宛転蛾眉
読み方 えんてんがび
意味 非常に美しい顔かたちの形容。美人のたとえ。きれいな弧を描いた、触角のような美しい眉(まゆ)の意味から。「宛転」は眉が緩やかなカーブを描いて美しい曲線をこなすことをいう。「蛾眉」は蛾の触覚のように細長く湾曲している美しい眉で、美人の眉。「宛転(えんてん)たる蛾眉(がび)」と訓読する。中国唐の白居易(はくきょい)がその詩「長恨歌(ちょうごんか)」のなかで、美女楊貴妃(ようきひ)をたとえた言葉として知られる。
英語表現
出典 劉希夷(りゅうきい)-詩「白頭(はくとう)を悲しむ翁(おきな)に代わる」/白居易(はくきょい)「長恨歌(ちょうごんか)」
類義語 曲眉豊頬(きょくびほうきょう)
明眸皓歯(めいぼうこうし)