凱風寒泉/がいふうかんせん

凱風寒泉の意味と使い方
四字熟語 凱風寒泉
読み方 がいふうかんせん
意味 親子の情愛が深いことのたとえ。特に母子についていう。また、親孝行な子供がその母を慕う情が甚だしく深いことのたとえ。「凱風」は「詩経(しきょう)」の篇名(へんめい)で、南風の意味。慈愛に満ちた母の情をたとえたもの。「寒泉」は凱風篇にある詩句で、冷たい泉の意味。旅人や農夫の喉(のど)を潤すなど寒泉でさえ人の役に立つのに、子供が七人もいるのに、母に苦労ばかりかけているのを悔いることをたとえた語。
英語表現
出典 「詩経(しきょう)」邶風(はいふう)・凱風(がいふう)