会稽之恥/かいけいのはじ

会稽之恥(かいけいのはじ)の意味と使い方
四字熟語 会稽之恥
読み方 かいけいのはじ
意味 敗戦の屈辱のこと。また、人から受けた忘れないほどの屈辱。積年の恨みや恥辱にもいう。「会稽」は中国浙江(せっこう)省の山の名前。春秋時代の呉と越の古戦場。一般に「会稽」の恥を雪(すす)ぐ」として長年の恨みを晴らすことや名誉を回復することなどに用いる。
英語表現
由来 中国春秋時代、会稽山で呉王夫差(ふさ)と戦って敗れた越王勾践(こうせん)は、命乞いをして自分は臣下になり妻は召し使いとなるなどさまざまな恥辱を受けたが、のちに臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の苦しみを味わいながら夫差を打ち破り、見事にその恥をすすいだという故事から。「⇒臥薪嘗胆」
出典 「史記(しき)」越世家(えつせいか)