乙夜之覧

乙夜之覧の意味と使い方

用語の解説

四字熟語 乙夜之覧
読み方 いつやのらん
意味 天子が書物を読むこと。読書の大切さをいう語。天子は昼間は政務に忙しく、午後十時ごろようやく読書する余裕がもてることから。「乙夜」は午後十時ごろ。一夜を五更(ごこう)に分けた二番目。一更は約二時間。「覧」は読書のこと。略して「乙覧(いつらん)」ともいう。「おつやのらん)」とも読む。
英語表現 The Son of Heaven reads a book.
出典 「杜陽雑編(とようざっぺん)」