一飲一啄/いちいんいったく

一飲一啄(いちいんいったく)の意味と使い方
四字熟語 一飲一啄
読み方 いちいんいったく
意味 自然に順応して、自由に生きることのたとえ。また、人が分際(ぶんさい)に安(あん)じてそれ以上求めないことのたとえ。鳥がちょっと飲み、ちょっとついばむこと。わずかな飲食の意味から。「一」はわずか少し。「啄」は、鳥がくちばしでついばむこと。
英語表現
出典 「荘子(そうじ)」養生主(ようじょうしゅ)「沢雉(たくち)は十歩にして一啄し、百歩にして一飲し、樊中(はんちゅう)に畜(か)わるるを蘄(もと)めず(沢のキジは自然のままに、十歩行ってはえさをついばみ百歩行っては喉(のど)を潤す自由を楽しみ、貴人の庭の囲いに入って飼ってもらおうとは願っていない)」