一里撓椎/いちりどうつい

一里撓椎(いちりどうつい)の意味と使い方
四字熟語 一里撓椎
読み方 いちりどうつい
意味 多くの人が口にしていれば、通常では考えられないようなことでも事実となってしまうこと。多くの人の言葉であっても妄信してはいけないということ。一つの村の人々がみなの力を合わせて「椎(つち)を曲げることができる程の力がある人間がいる」と言ってしまえば、本当にいることになってしまうという意味から。「一里」は一つの村。「撓椎」は推を押し曲げること。「一里(いちり)なれば椎(つち)を撓(たわ)む」と訓読する。
英語表現
出典 「淮南子(えなんじ)」説山訓(せつざんくん)
類義語 三人成虎(さんにんせいこ)
衆議成林(しゅうぎせいりん)