一衣帯水/いちいたいすい

一衣帯水(いちいたいすい)の意味と使い方
四字熟語 一衣帯水
読み方 いちいたいすい
意味 狭い川や海に隔てられているが、きわめて近接していることのたとえ。一筋の帯のように、細い川の意味から。「衣帯」は衣服の帯で、細く長いたとえ。「水」は川や海などをいう。語構成は「一」+「衣帯」+「水」。
英語表現 narrow channel
由来 中国隋(ずい)の文帝が陳の国を討伐しようとしたとき、「わたしは人民の父母である。どうして一本の帯のような川に隔てられているからといって、これを救わないでいられるだろうか」と、長江を称していった言葉。
出典 「南史(なんし)」陳後主紀(ちんこうしゅき)
類義語 衣帯一江(いたいいっこう)
衣帯之水(いたいのみず)
一牛鳴地(いちぎゅうめいち)