一薫一蕕/いっくんいちゆう

一薫一蕕の意味と使い方
四字熟語 一薫一蕕
読み方 いっくんいちゆう
意味 善いことは消えやすく悪いことは除きがたいことのたとえ。悪人が善人を駆逐してはびこりやすいたとえ。一本の香りのよい草と一本の香りの悪い草の意味。同じ所に置けば、悪い香りが強く、よい香りは消されてしまうことから。「薫」は香りのよい草。「蕕」は香りの悪い草。
英語表現 Good things tend to disappear and bad things are hard to get rid of
出典 「春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)」僖公(きこう)四年「一薫一蕕、十年尚(な)お猶(な)お臭有り」