一毛不抜/いちもうふばつ

一毛不抜の意味と使い方
四字熟語 一毛不抜
読み方 いちもうふばつ
意味 利己的な人、非常にけちな人のたとえ。また、非常に物惜しみすること。自分の毛を一本抜くほどのわずかな献身をすれば天下を利することができるのに、それをしない意味から。「一毛」とは一本の毛のこと。すごく僅かな物のたとえ。「一毛(いちもう)も抜かず」と訓読する。
類義語 一毫不抜(いちごうふばつ)
葛屨履霜(かっくりそう)
英語表現 I’m very stingy.
出典 「孟子(もうし)」尽心(じんしん)上「楊子(ようし)は我が為にするを取る。一毛を抜きて天下を利するも為さざるなり(楊子はひたすら自分のためにすることをその主義とし、たとえ一本の毛を抜くことが天下に役立つとしてもそれをしようとしない)」