一樹之陰/いちじゅのかげ

一樹之陰の意味と使い方
四字熟語 一樹之陰
読み方 いちじゅのかげ
意味 この世のどんな出会いも前世からの因縁によるということ。見知らぬ人同士が、一つの木陰に寄り添って一緒に雨宿りをすることも、前世からの因縁である、ということから。類義の表現に「一樹」の陰一河(いちが)の流れも多生(たしょう)の縁」がある。
類義語 多生之縁(たしょうのえん)
英語表現 That any encounter in this world is due to a cause from a previous life.
出典 「平家物語(へいけものがたり)」七「一樹の陰にやどるも、先世の契(ちぎり)あさからず、同じ流を結ぶも、多生の縁猶(なお)深し」