- 若い時旅をせねば老いての物語がない(わかいときたびをせねばおいてのものがたりがない)
- 若い時の苦労は買うてもせよ(わかいときのくろうはこうてもせよ)
- 若い時は二度ない(わかいときはにどない)
- 若木に腰掛けな(わかぎにこしかけな)
- 若木の下で笠を脱げ(わかぎのしたでかさをぬげ)
- 若気の過ち(わかげのあやまち)
- 若気の至り(わかげのいたり)
- 我が家、楽の釜盥(わがいえ、らくのかまだらい)
- 我が上の星は見えぬ(わがうえのほしはみえぬ)
- 我が面白の人泣かせ(わがおもしろのひとなかせ)
- 我が刀で首切る(わがかたなでくびきる)
- 我が糞は臭くなし(わがくそはくさくなし)
- 我が心石に非ず、転ずべからず(わがこころいしにあらず、てんずべからず)
- 我が子自慢は親の常(わがこじまんはおやのつね)
- 我が事終わる(わがことおわる)
- 我が事と下り坂に走らぬ者なし(わがこととくだりざかにはしらぬものなし)
- 我が好きを人に振る舞う(わがすきをひとにふるまう)
- 我が田に水を引く(わがたにみずをひく)
- 我が亡き後に洪水よ来たれ(わがなきあとにこうずいよきたれ)
- 我が仏尊し(わがほとけとうとし)
- 我が身の臭さ我知らず(わがみのくささわれしらず)
- 我が身の事は人に問え(わがみのことはひとにとえ)
- 我が身を立てんとせばまず人を立てよ(わがみをたてんとせばまずひとをたてよ)
- 我が身を抓って人の痛さを知れ(わがみをつねってひとのいたさをしれ)
- 我が物と思えば軽し笠の雪(わがものとおもえばかるしかさのゆき)
- 我が世の春(わがよのはる)
- 脇が甘い(わきがあまい)
- 脇道に逸れる(わきみちにそれる)
- 脇目も振らず(わきめもふらず)
- 禍は口から(わざわいはくちから)
- 禍も三年経てば用に立つ(わざわいもさんねんたてばようにたつ)
- 禍を転じて福となす(わざわいをてんじてふくとなす)
- 和して同ぜず(わしてどうぜず)
- 忘れたと知らぬには手がつかぬ(わすれたとしらぬにはてがつかぬ)
- 私としたことが(わたしとしたことが)
- 綿に針を包む(わたにはりをつつむ)
- 渡りに船(わたりにふね)
- 渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)
- 割った茶碗を接いでみる(わったちゃわんをついでみる)
- 割って入る(わってはいる)
- 話頭を転じる(わとうをてんじる)
- 鰐の空涙(わにのそらなみだ)
- 輪に輪を掛ける(わにわをかける)
- 詫びを入れる(わびをいれる)
- 笑いが止まらない(わらいがとまらない)
- 笑い事ではない(わらいごとではない)
- 笑いは人の薬(わらいはひとのくすり)
- 笑う顔に矢立たず(わらうかおにやたたず)
- 笑う門には福来る(わらうかどにはふくきたる)
- 草鞋を脱ぐ(わらじをぬぐ)
- 笑って損した者なし(わらってそんしたものなし)
- 藁苞に黄金(わらづとにこがね)
- 藁で束ねても男は男(わらでたばねてもおとこはおとこ)
- 藁にも縋る(わらにもすがる)
- 藁にも攀る(わらにもすがる)
- 割が悪い(わりがわるい)
- 割に合う(わりにあう)
- 割を食う(わりをくう)
- 悪い親も良い子を望む(わるいおやもよいこをのぞむ)
- 悪いようにはしない(わるいようにはしない)
- 我思う、故に我あり(われおもう、ゆえにわれあり)
- 破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)
- 我に返る(われにかえる)
- 我に自由を与えよしからずんば死を与えよ(われにじゆうをあたえよしからずんばしをあたえよ)
- 我より古を作す(われよりいにしえをなす)
- 我を非として当う者は吾が師なり(われをひとしてむかうものはわがしなり)
- 我を忘れる(われをわすれる)
- 和を以て貴しとなす(わをもってとうとしとなす)