- 似合い似合いの釜の蓋(にあいにあいのかまのふた)
- 似合わぬ僧の腕立て(にあわぬそうのうでたて)
- 煮え切らない(にえきらない)
- 煮え湯を飲まされる(にえゆをのまされる)
- 匂い松茸、味しめじ(においまつたけ、あじしめじ)
- 仁王立ち(におうだち)
- 二王立ち(におうだち)
- 鳰の浮き巣(におのうきす)
- 二階から目薬(にかいからめぐすり)
- 荷が重い(にがおもい)
- 荷が下りる(にがおりる)
- 荷が勝つ(にがかつ)
- 逃がした魚は大きい(にがしたさかなはおおきい)
- 二月は逃げて走る(にがつはにげてはしる)
- 苦虫を噛み潰したよう(にがむしをかみつぶしたよう)
- 握れば拳、開けば掌(にぎればこぶし、ひらけばてのひら)
- 憎い憎いはかわいいの裏(にくいにくいはかわいいのうら)
- 肉が落ちる(にくがおちる)
- 憎さも憎し(にくさもにくし)
- 肉付けをする(にくづけをする)
- 憎まれ口をきく(にくまれくちをきく)
- 憎まれ口を叩く(にくまれぐちをたたく)
- 憎まれっ子、世に憚る(にくまれっこ、よにはばかる)
- 肉を斬らせて骨を斬る(にくをきらせてほねをきる)
- 肉を付ける(にくをつける)
- 逃ぐるが一の手(にぐるがいちのて)
- 逃げ腰になる(にげごしになる)
- 逃げも隠れもしない(にげもかくれもしない)
- 逃げるが勝ち(にげるがかち)
- 逃げを打つ(にげをうつ)
- 逃げを張る(にげをはる)
- 西風と夫婦喧嘩は夕限り(にしかぜとふうふげんかはゆうかぎり)
- 西から日が出る(にしからひがでる)
- 錦着ての奉公より襤褸着ての我が世(にしききてのほうこうよりつづれきてのわがよ)
- 錦の袋に糞を包む(にしきのふくろにふんをつつむ)
- 錦の御旗(にしきのみはた)
- 錦は雑巾にならぬ(にしきはぞうきんにならぬ)
- 錦を飾る(にしきをかざる)
- 錦を衣て夜行くが如し(にしきをきてよるゆくがごとし)
- 西と言えば東と言う(にしといえばひがしという)
- 西と言ったら東と悟れ(にしといったらひがしとさとれ)
- 西の海へさらり(にしのうみへさらり)
- 西も東も分からない(にしもひがしもわからない)
- 二豎(にじゅ)
- 二十五菩薩もそれぞれの役(にじゅうごぼさつもそれぞれのやく)
- 二世の契り(にせのちぎり)
- 二世の契りを結ぶ(にせのちぎりをむすぶ)
- 二世を契る(にせをちぎる)
- 二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)
- 二鼠藤を嚙む(にそふじをかむ)
- 似たものは烏(にたものはからす)
- 似た者夫婦(にたものふうふ)
- 似たり寄ったり(にたりよったり)
- 日日是好日(にちにちこれこうじつ)
- 日計足らずして歳計余りあり(にっけいたらずしてさいけいあまりあり)
- 日光を見ずして結構と言うな(にっこうをみずしてけっこうというな)
- 二進も三進も行かない(にっちもさっちもいかない)
- 二八の涙月(にっぱちのなみだづき)
- 煮て食おうと焼いて食おうと(にてくおうとやいてくおうと)
- 似て非なり(にてひなり)
- 似て非なる(にてひなる)
- 似て非なるもの(にてひなるもの)
- 似てもつかない(にてもつかない)
- 似ても似つかない(にてもにつかない)
- 似ても似つかぬ(にてもにつかぬ)
- 煮ても焼いても食えない(にてもやいてもくえない)
- 煮ても焼いても食えぬ(にてもやいてもくえぬ)
- 二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)
- 二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)
- 二度教えて一度叱れ(にどおしえていちどしかれ)
- 二度聞いて一度物言え(にどきいていちどものいえ)
- 二度目の見直し三度目の正直(にどめのみなおしさんどめのしょうじき)
- 担えば棒が折れる(になえばぼうがおれる)
- 二人口は過ごせるが一人口は過ごせぬ(ににんぐちはすごせるがひとりぐちはすごせぬ)
- 二の足を踏む(にのあしをふむ)
- 二の句が継げない(にのくがつげない)
- 二の次にする(にのつぎにする)
- 二の舞(にのまい)
- 二の舞を演じる(にのまいをえんじる)
- 二の矢が継げない(にのやがつげない)
- 二の矢が継げぬ(にのやがつげぬ)
- 二八余りは人の瀬越し(にはちあまりはひとのせごし)
- 二八月は船頭のあぐみ時(にはちがつはせんどうのあぐみどき)
- 二番煎じ(にばんせんじ)
- 二百二十日の荒れ仕舞(にひゃくはつかのあれじまい)
- 鰾膠もない(にべもない)
- にべもない(にべもない)
- 二枚舌を使う(にまいじたをつかう)
- 似もつかぬ(にもつかぬ)
- 入木道(にゅうぼくどう)
- 女房、鉄砲、仏法(にょうぼう、てっぽう、ぶっぽう)
- 女房と畳は新しいほうがよい(にょうぼうとたたみはあたらしいほうがよい)
- 女房と味噌は古いほどよい(にょうぼうとみそはふるいほどよい)
- 女房に惚れてお家繁盛(にょうぼうにほれておいえはんじょう)
- 女房の妬くほど亭主もてもせず(にょうぼうのやくほどていしゅもてもせず)
- 女房の悪いは六十年の不作(にょうぼうのわるいはろくじゅうねんのふさく)
- 女房は貸すとも擂り粉木は貸すな(にょうぼうはかすともすりこぎはかすな)
- 女房は灰小屋から貰え(にょうぼうははいごやからもらえ)
- 女房は半身上(にょうぼうははんしんしょう)
- 女房は山の神百国の位(にょうぼうはやまのかみひゃっこくのくらい)
- 女房百日、馬二十日(にょうぼうひゃくにち、うまはつか)
- 睨みが利く(にらみがきく)
- 睨みを利かせる(にらみをきかせる)
- 似るを友(にるをとも)
- 俄雨と女の腕捲り(にわかあめとおんなのうでまくり)
- 鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん(にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん)
- 荷を下ろす(にをおろす)
- 任重くして道遠し(にんおもくしてみちとおし)
- 人間至る処、青山あり(にんげんいたるところ、せいざんあり)
- 人間一生二万日(にんげんいっしょうにまんにち)
- 人間は考える葦である(にんげんはかんがえるあしである)
- 人間は万物の尺度(にんげんはばんぶつのしゃくど)
- 人間は実が入れば仰向く、菩薩は実が入れば俯く(にんげんはみがいればあおむく、ぼさつはみがいればうつむく)
- 人間万事金の世の中(にんげんばんじかねのよのなか)
- 人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)
- 人間僅か五十年(にんげんわずかごじゅうねん)
- 人参飲んで首縊る(にんじんのんでくびくくる)
- 人相見の我が身知らず(にんそうみのわがみしらず)
- 忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん)
- 人を見て法を説け(にんをみてほうをとけ)