- 追従も世渡り(ついしょうもよわたり)
- 朔日ごとに餅は食えぬ(ついたちごとにもちはくえぬ)
- 搗いた餅より心持ち(ついたもちよりこころもち)
- 付いて回る(ついてまわる)
- 終の住処(ついのすみか)
- つうかあ(つうかあ)
- つうと言えばかあ(つうといえばかあ)
- 痛棒を食らわす(つうぼうをくらわす)
- 痛痒を感じない(つうようをかんじない)
- 杖とも柱とも(つえともはしらとも)
- 杖とも柱とも頼む(つえともはしらともたのむ)
- 杖に縋るとも人に縋るな(つえにすがるともひとにすがるな)
- 杖にも柱にも(つえにもはしらにも)
- 杖の下に回る犬は打てぬ(つえのしたにまわるいぬはうてぬ)
- 杖を曳く(つえをひく)
- 使う者は使われる(つかうものはつかわれる)
- 即かず離れず(つかずはなれず)
- 付かず離れず(つかずはなれず)
- 使っている鍬は光る(つかっているくわはひかる)
- 付かぬ事(つかぬこと)
- 摑み所がない(つかみどころがない)
- 付き合いなら家でも焼く(つきあいならいえでもやく)
- 搗き臼で茶漬け(つきうすでちゃづけ)
- 月落ち烏啼いて霜天に満つ(つきおちからすないてしもてんにみつ)
- 付きが回る(つきがまわる)
- 月と鼈(つきとすっぽん)
- 月に雨笠日笠なし(つきにあまがさひがさなし)
- 月に叢雲、花に風(つきにむらくも、はなにかぜ)
- 月の影取る猿(つきのかげとるましら)
- 月の前の灯(つきのまえのともしび)
- 月日変われば気も変わる(つきひかわればきもかわる)
- 月日に関守なし(つきひにせきもりなし)
- 月満つれば則ち虧く(つきみつればすなわちかく)
- 月雪花は一度に眺められぬ(つきゆきはなはいちどにながめられぬ)
- 月夜に釜を抜かれる(つきよにかまをぬかれる)
- 月夜に米の飯(つきよにこめのめし)
- 月夜に背中あぶる(つきよにせなかあぶる)
- 月夜に提灯(つきよにちょうちん)
- 月夜に提灯も外聞(つきよにちょうちんもがいぶん)
- 月夜にも背中炙りて温まれ(つきよにもせなかあぶりてあたたまれ)
- 月夜に夜仕事(つきよによしごと)
- 月夜に夜なべ(つきよによなべ)
- 月夜の蟹(つきよのかに)
- 月を指せば指を認む(つきをさせばゆびをみとむ)
- 月を指させば指を認む(つきをゆびさせばゆびをみとむ)
- 付けが回って来る(つけがまわってくる)
- 漬物褒めれば嬶褒める(つけものほめればかかほめる)
- 付け焼き刃(つけやきば)
- 付け焼き刃はなまり易い(つけやきばはなまりやすい)
- 辻褄が合う(つじつまがあう)
- 辻褄を合わす(つじつまをあわす)
- 辻褄を合わせる(つじつまをあわせる)
- 土一升金一升(つちいっしょうかねいっしょう)
- 土一升に金一升(つちいっしょうにかねいっしょう)
- 土が付く(つちがつく)
- 槌で大地を叩く(つちでだいちをたたく)
- 槌で庭掃く(つちでにわはく)
- 土となる(つちとなる)
- 土に灸(つちにきゅう)
- 土になる(つちになる)
- 土仏の水遊び(つちぼとけのみずあそび)
- 土を踏む(つちをふむ)
- 突っかけ者の人もたれ(つっかけもののひともたれ)
- 釣った魚に餌はやらぬ(つったさかなにえさはやらぬ)
- 美人局(つつもたせ)
- 鼓を鳴らして攻む(つづみをならしてせむ)
- 綱渡りより世渡り(つなわたりよりよわたり)
- 綱渡りをする(つなわたりをする)
- 綱を張る(つなをはる)
- 常が大事(つねがだいじ)
- 常に来る客は歓迎されず(つねにくるきゃくはかんげいされず)
- 角ある獣に上歯なし(つのあるけものにうわばなし)
- 角突き合わせる(つのつきあわせる)
- 角を折る(つのをおる)
- 角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)
- 角を出す(つのをだす)
- 鍔迫り合いを演じる(つばぜりあいをえんじる)
- 唾を付ける(つばをつける)
- 粒が揃う(つぶがそろう)
- 潰しが効く(つぶしがきく)
- 潰しが利く(つぶしがきく)
- 壺にはまる(つぼにはまる)
- 壷の中では火は燃えぬ(つぼのなかではひはもえぬ)
- 壺を心得る(つぼをこころえる)
- 躓く石も縁の端(つまずくいしもえんのはし)
- 妻の言うに向こう山も動く(つまのいうにむこうやまもうごく)
- つまり肴(つまりざかな)
- 詰まる所(つまるところ)
- 罪が無い(つみがない)
- 罪なくして配所の月を見る(つみなくしてはいしょのつきをみる)
- 罪なことをする(つみなことをする)
- 罪の疑わしきは軽くし、功の疑わしきは重くす(つみのうたがわしきはかるくし、こうのうたがわしきはおもくす)
- 罪を着せる(つみをきせる)
- 罪を憎んで人を憎まず(つみをにくんでひとをにくまず)
- 旋毛を曲げる(つむじをまげる)
- 爪痕を残す(つめあとをのこす)
- 冷たい戦争(つめたいせんそう)
- 冷たくなる(つめたくなる)
- 爪で拾って箕でこぼす(つめでひろってみでこぼす)
- 爪で拾って箕で零す(つめでひろってみでこぼす)
- 爪に爪なく瓜に爪あり(つめにつめなくうりにつめあり)
- 爪に火を点す(つめにひをともす)
- 爪の垢ほど(つめのあかほど)
- 爪の垢を煎じて飲む(つめのあかをせんじてのむ)
- 爪の先まで似る(つめのさきまでにる)
- 詰め腹を切らされる(つめばらをきらされる)
- 詰め腹を切らせる(つめばらをきらせる)
- 爪を立てる所もない(つめをたてるところもない)
- 爪を研ぐ(つめをとぐ)
- 露の命(つゆのいのち)
- 面から火が出る(つらからひがでる)
- 面で人を切る(つらでひとをきる)
- 面の皮が厚い(つらのかわがあつい)
- 面の皮千枚張り(つらのかわせんまいばり)
- 面の皮の千枚張り(つらのかわのせんまいばり)
- 面の皮を剝ぐ(つらのかわをはぐ)
- 釣り合わぬは不縁のもと(つりあわぬはふえんのもと)
- 釣り落とした魚は大きい(つりおとしたさかなはおおきい)
- 釣りする馬鹿に見る阿呆(つりするばかにみるあほう)
- 釣りは道楽の行き止まり(つりはどうらくのいきどまり)
- 鶴九皐に鳴き、声天に聞こゆ(つるきゅうこうになき、こえてんにきこゆ)
- 剣の刃を渡る(つるぎのはをわたる)
- 吊るし上げを食う(つるしあげをくう)
- 弦なき弓に羽抜け鳥(つるなきゆみにはぬけどり)
- 鶴の脛も切るべからず(つるのはぎもきるべからず)
- 鶴の一声(つるのひとこえ)
- 鶴は千年、亀は万年(つるはせんねん、かめはまんねん)
- 聾の早耳(つんぼのはやみみ)