- 仕上げが肝心(しあげがかんじん)
- 思案投げ首(しあんなげくび)
- 思案に余る(しあんにあまる)
- 思案に暮れる(しあんにくれる)
- 思案の案の字が百貫する(しあんのあんのじがひゃっかんする)
- 塩辛を食おうとて水を飲む(しおからをくおうとてみずをのむ)
- 潮時を見る(しおどきをみる)
- 塩にて淵を埋む如し(しおにてふちをうずむごとし)
- 塩を売っても手を嘗めろ(しおをうってもてをなめろ)
- 塩を売れば手が鹹くなる(しおをうればてがからくなる)
- 死灰復燃ゆ(しかいまたもゆ)
- 四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
- 死活に関わる(しかつにかかわる)
- 鹿の角を蜂が刺す(しかのつのをはちがさす)
- 屍に鞭打つ(しかばねにむちうつ)
- 鹿を逐う(しかをおう)
- 鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)
- 鹿を指して馬となす(しかをさしてうまとなす)
- 志学(しがく)
- 四月の中の十日に心なしに雇われるな(しがつのなかのとおかにこころなしにやとわれるな)
- 歯牙にもかけない(しがにもかけない)
- 敷居が高い(しきいがたかい)
- 敷居を跨ぐ(しきいをまたぐ)
- 敷居を跨げば七人の敵あり(しきいをまたげばしちにんのてきあり)
- 色即是空、空即是色(しきそくぜくう、くうそくぜしき)
- しくじるは稽古のため(しくじるはけいこのため)
- 指呼の間(しこのかん)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 子細に及ばず(しさいにおよばず)
- 獅子、身中の虫(しし、しんちゅうのむし)
- 獅子吼(ししく)
- 志士苦心多し(ししくしんおおし)
- 死しての千年より生きての一日(ししてのせんねんよりいきてのいちにち)
- 死して後、已む(ししてのち、やむ)
- 死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)
- 獅子の子落とし(ししのこおとし)
- 獅子の歯嚙み(ししのはがみ)
- 獅子の分け前(ししのわけまえ)
- 獅子は兎を撃つに全力を用う(ししはうさぎをうつにぜんりょくをもちう)
- 死者に鞭打つ(ししゃにむちうつ)
- 私淑(ししゅく)
- 支証の出し遅れ(ししょうのだしおくれ)
- 師匠のはな負け(ししょうのはなまけ)
- 四十肩に五十腕(しじゅうかたにごじゅううで)
- 四十がったり(しじゅうがったり)
- 四十くらがり(しじゅうくらがり)
- 四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ(しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ)
- 四十にして惑わず(しじゅうにしてまどわず)
- 紙上を賑わす(しじょうをにぎわす)
- 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(しずむせあればうかぶせあり)
- 死生、命あり(しせい、めいあり)
- 市井の徒(しせいのと)
- 姿勢を正す(しせいをただす)
- 咫尺を弁せず(しせきをべんせず)
- 死せる孔明、生ける仲達を走らす(しせるこうめい、いけるちゅうたつをはしらす)
- 視線を浴びる(しせんをあびる)
- 死線をさまよう(しせんをさまよう)
- 自然に帰れ(しぜんにかえれ)
- 士族の商法(しぞくのしょうほう)
- 舌が肥える(したがこえる)
- 舌が回る(したがまわる)
- 舌三寸に胸三寸(したさんずんにむねさんずん)
- 親しき仲に垣をせよ(したしきなかにかきをせよ)
- 親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)
- 下地は好きなり御意はよし(したじはすきなりぎょいはよし)
- 滴り積もりて淵となる(したたりつもりてふちとなる)
- 舌鼓を打つ(したつづみをうつ)
- 舌鼓を打つ(したづつみをうつ)
- 下手に出る(したてにでる)
- 下にも置かない(したにもおかない)
- 舌の剣は命を絶つ(したのつるぎはいのちをたつ)
- 舌の根も乾かぬうち(したのねもかわかぬうち)
- 下腹に毛がない(したはらにけがない)
- 舌は禍の根(したはわざわいのね)
- 舌を出す(したをだす)
- 舌を鳴らす(したをならす)
- 舌を巻く(したをまく)
- 四大空に帰す(しだいくうにきす)
- 四知(しち)
- 七細工八貧乏(しちざいくはちびんぼう)
- 七尺去って師の影を踏まず(しちしゃくさってしのかげをふまず)
- 七十五日は金の手洗い(しちじゅうごにちはかねのてあらい)
- 七度探して人を疑え(しちどさがしてひとをうたがえ)
- 死地に赴く(しちにおもむく)
- 七年の病に三年の艾を求む(しちねんのやまいにさんねんのもぐさをもとむ)
- 七歩の才(しちほのさい)
- 死中に活を求める(しちゅうにかつをもとめる)
- 失笑を買う(しっしょうをかう)
- 失態を演じる(しったいをえんじる)
- 知ったか振りの恥搔き(しったかぶりのはじかき)
- 知ったが病(しったがやまい)
- しっちゃかめっちゃか(しっちゃかめっちゃか)
- 知って知らざれ(しってしらざれ)
- 知って問うは礼なり(しってとうはれいなり)
- 失敗は成功のもと(しっぱいはせいこうのもと)
- 疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)
- 尻尾を出す(しっぽをだす)
- 尻尾を摑む(しっぽをつかむ)
- 尻尾を振る(しっぽをふる)
- 尻尾を巻く(しっぽをまく)
- しつこい坊主に檀那がない(しつこいぼうずにだんながない)
- 舐犢の愛(しとくのあい)
- 死なぬ子三人、皆孝行(しなぬこさんにん、みなこうこう)
- 死なば諸共(しなばもろとも)
- 科を作る(しなをつくる)
- 至難の業(しなんのわざ)
- 死に馬に鍼刺す(しにうまにはりさす)
- 死に金を使う(しにがねをつかう)
- 死にたいと麦飯食いたいほど大きな嘘はない(しにたいとむぎめしくいたいほどおおきなうそはない)
- 梓に上す(しにのぼす)
- 死に花を咲かせる(しにばなをさかせる)
- 死に水を取る(しにみずをとる)
- 死に別れより生き別れ(しにわかれよりいきわかれ)
- 死人に口なし(しにんにくちなし)
- 死ぬ死ぬと言う者に死んだ例なし(しぬしぬというものにしんだためしなし)
- 死ぬ者貧乏(しぬものびんぼう)
- 死ぬる子は眉目よし(しぬるこはみめよし)
- 死ぬるばかりは真(しぬるばかりはまこと)
- 死ねば死に損、生くれば生き得(しねばしにぞん、いくればいきどく)
- 鎬を削る(しのぎをけずる)
- 駟の隙を過ぐるが若し(しのげきをすぐるがごとし)
- 四の五の言う(しのごのいう)
- 死の商人(しのしょうにん)
- 篠を突く(しのをつく)
- 死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽し(しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし)
- 士は己を知る者の為に死す(しはおのれをしるもののためにしす)
- 芝居は一日の早学問(しばいはいちにちのはやがくもん)
- 芝居は無筆の早学問(しばいはむひつのはやがくもん)
- 芝居を打つ(しばいをうつ)
- 死馬の骨を買う(しばのほねをかう)
- 駟馬も追う能ず(しばもおうあたわず)
- 四百四病の外(しひゃくしびょうのほか)
- 四百四病より貧の苦しみ(しひゃくしびょうよりひんのくるしみ)
- 痺れを切らす(しびれをきらす)
- 雌伏(しふく)
- 私腹を肥やす(しふくをこやす)
- 渋皮が剝ける(しぶかわがむける)
- 渋柿の長持ち(しぶがきのながもち)
- 始末に負えない(しまつにおえない)
- 始末を付ける(しまつをつける)
- 死命を制する(しめいをせいする)
- しめこの兎(しめこのうさぎ)
- 示しが付かない(しめしがつかない)
- 下いびりの上へつらい(しもいびりのかみへつらい)
- 駟も舌に及ばず(しもしたにおよばず)
- 霜を置く(しもをおく)
- 霜を履んで堅氷至る(しもをふんでけんぴょういたる)
- 社会の木鐸(しゃかいのぼくたく)
- 釈迦に宗旨なし(しゃかにしゅうしなし)
- 釈迦に説法(しゃかにせっぽう)
- 釈迦に説法孔子に悟道(しゃかにせっぽうこうしにごどう)
- 杓子で腹を切る(しゃくしではらをきる)
- 杓子は耳搔きにならず(しゃくしはみみかきにならず)
- 癪に障る(しゃくにさわる)
- 癪の種(しゃくのたね)
- 尺も短き所あり、寸も長き所あり(しゃくもみじかきところあり、すんもながきところあり)
- 尺を枉げて尋を直くす(しゃくをまげてじんをなおくす)
- 奢侈に流れる(しゃしにながれる)
- 社稷の臣(しゃしょくのしん)
- 車軸を流す(しゃじくをながす)
- 尺蠖の屈するは伸びんがため(しゃっかくのくっするはのびんがため)
- シャッポを脱ぐ(しゃっぽをぬぐ)
- 射程距離に入る(しゃていきょりにはいる)
- 娑婆っ気が多い(しゃばっけがおおい)
- 娑婆で見た弥三郎(しゃばでみたやさぶろう)
- 娑婆で見た弥十郎(しゃばでみたやじゅうろう)
- 娑婆で見た弥次郎(しゃばでみたやじろう)
- 沙弥から長老(しゃみからちょうろう)
- 沙弥から長老にはなれぬ(しゃみからちょうろうにはなれぬ)
- 三味線を弾く(しゃみせんをひく)
- 視野が広い(しやがひろい)
- 衆寡敵せず(しゅうかてきせず)
- 習慣は第二の天性なり(しゅうかんはだいにのてんせいなり)
- 衆口、金を鑠かす(しゅうこう、きんをとかす)
- 秋毫(しゅうごう)
- 宗旨の争い釈迦の恥(しゅうしのあらそいしゃかのはじ)
- 終止符を打つ(しゅうしふをうつ)
- 宗旨を変える(しゅうしをかえる)
- 修身斉家治国平天下(しゅうしんせいかちこくへいてんか)
- 醜態を演じる(しゅうたいをえんじる)
- 衆知を集める(しゅうちをあつめる)
- 舅の物で相婿もてなす(しゅうとのものであいむこもてなす)
- 姑に似た嫁(しゅうとめににたよめ)
- 姑の十七、見た者ない(しゅうとめのじゅうしち、みたものない)
- 秋波を送る(しゅうはをおくる)
- 愁眉を開く(しゅうびをひらく)
- 衆望を担う(しゅうぼうをになう)
- 衆目の一致する所(しゅうもくのいっちするところ)
- 衆を頼む(しゅうをたのむ)
- 珠玉の瓦礫に在るが如し(しゅぎょくのがれきにあるがごとし)
- 菽水の歓(しゅくすいのかん)
- 祝杯を上げる(しゅくはいをあげる)
- 菽麦を弁せず(しゅくばくをべんせず)
- 祝融の災い(しゅくゆうのわざわい)
- 趣向を凝らす(しゅこうをこらす)
- 守株(しゅしゅ)
- 主従は三世(しゅじゅうはさんぜ)
- 手足となる(しゅそくとなる)
- 手足を措く所なし(しゅそくをおくところなし)
- 手段を選ばない(しゅだんをえらばない)
- 手中に収める(しゅちゅうにおさめる)
- 出家の念仏嫌い(しゅっけのねんぶつぎらい)
- 出藍の誉れ(しゅつらんのほまれ)
- 手套を脱す(しゅとうをだっす)
- 朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)
- 朱筆を入れる(しゅひつをいれる)
- 手腕を振るう(しゅわんをふるう)
- 朱を入れる(しゅをいれる)
- 朱を注ぐ(しゅをそそぐ)
- 春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)
- 春秋高し(しゅんじゅうたかし)
- 春秋に富む(しゅんじゅうにとむ)
- 春秋の筆法(しゅんじゅうのひっぽう)
- 春眠、暁を覚えず(しゅんみん、あかつきをおぼえず)
- 舜も人なり吾もまた人なり(しゅんもひとなりわれもまたひとなり)
- 雌雄を決する(しゆうをけっする)
- 背負い投げを食う(しょいなげをくう)
- 小異を捨てて大同につく(しょういをすててだいどうにつく)
- 小寒の氷大寒に解く(しょうかんのこおりだいかんにとく)
- 性が合う(しょうがあう)
- 将棋倒し(しょうぎだおし)
- 猖獗を極める(しょうけつをきわめる)
- しょう事なしに米の飯(しょうことなしにこめのめし)
- 性懲りもなく(しょうこりもなく)
- 尚歯(しょうし)
- 従心(しょうしん)
- 正直の頭に神宿る(しょうじきのこうべにかみやどる)
- 正直は阿呆の異名(しょうじきはあほうのいみょう)
- 正直は一生の宝(しょうじきはいっしょうのたから)
- 正直は最善の策(しょうじきはさいぜんのさく)
- 正直貧乏、横着栄耀(しょうじきびんぼう、おうちゃくえよう)
- 正直者が馬鹿を見る(しょうじきものがばかをみる)
- 障子に目(しょうじにめ)
- 小事は大事(しょうじはだいじ)
- 生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)
- 掌上に運らす(しょうじょうにめぐらす)
- 小人閑居して不善をなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)
- 小人罪なし璧を懐いて罪あり(しょうじんつみなしたまをいだいてつみあり)
- 小人の過つや必ず文る(しょうじんのあやまつやかならずかざる)
- 小人の勇(しょうじんのゆう)
- 少壮幾時ぞ(しょうそういくときぞ)
- 消息を絶つ(しょうそくをたつ)
- 掌中に収める(しょうちゅうにおさめる)
- 掌中の珠(しょうちゅうのたま)
- 焦点を合わせる(しょうてんをあわせる)
- 焦点を絞る(しょうてんをしぼる)
- 性に合う(しょうにあう)
- 衝に当たる(しょうにあたる)
- 性に合わない(しょうにあわない)
- 性根を据えて掛かる(しょうねをすえてかかる)
- 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
- 少年よ、大志を抱け(しょうねんよ、たいしをいだけ)
- 小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)
- 賞は厚くし罰は薄くすべし(しょうはあつくしばつはうすくすべし)
- 松柏の操(しょうはくのみさお)
- 商売往来にない商売(しょうばいおうらいにないしょうばい)
- 商売は草の種(しょうばいはくさのたね)
- 商売は道によって賢し(しょうばいはみちによってかしこし)
- 焦眉の急(しょうびのきゅう)
- 正札付き(しょうふだつき)
- 勝負は時の運(しょうぶはときのうん)
- 正法に奇特無し(しょうぼうにきどくなし)
- しょうもない(しょうもない)
- 証文が物を言う(しょうもんがものをいう)
- 証文の出し遅れ(しょうもんのだしおくれ)
- 醬油で煮しめたよう(しょうゆでにしめたよう)
- 将を射んとせば先ず馬を射よ(しょうをいんとせばまずうまをいよ)
- 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずうまをいよ)
- 小を捨てて大に就く(しょうをすててだいにつく)
- 升を以て石を量る(しょうをもってこくをはかる)
- 食が進む(しょくがすすむ)
- 食が細い(しょくがほそい)
- 食牛の気(しょくぎゅうのき)
- 食言(しょくげん)
- 食後の一睡、万病円(しょくごのいっすい、まんびょうえん)
- 食後の一睡、万病丹(しょくごのいっすい、まんびょうたん)
- 食指が動く(しょくしがうごく)
- 触手を伸ばす(しょくしゅをのばす)
- 食膳に供する(しょくぜんにきょうする)
- 食膳に上る(しょくぜんにのぼる)
- 職人貧乏人宝(しょくにんびんぼうひとだから)
- 食を願わば器物(しょくをねがわばうつわもの)
- 曙光を見出す(しょこうをみいだす)
- 諸式が上がる(しょしきがあがる)
- 初心に返る(しょしんにかえる)
- 初心忘るべからず(しょしんわするべからず)
- 所帯を畳む(しょたいをたたむ)
- 所帯を持つ(しょたいをもつ)
- 蜀犬、日に吠ゆ(しょっけん、ひにほゆ)
- 背負って立つ(しょってたつ)
- 初日が出る(しょにちがでる)
- 緒に就く(しょにつく)
- 枝葉に走る(しようにはしる)
- 白髪は冥土の使い(しらがはめいどのつかい)
- 知らざるを知らずと為せ、是れしるなり(しらざるをしらずとなせ、これしるなり)
- 知らずば半分値(しらずばはんぶんね)
- 知らずば人に問え(しらずばひとにとえ)
- 知らずば人真似(しらずばひとまね)
- 白豆腐の拍子木(しらどうふのひょうしぎ)
- 白波(しらなみ)
- 知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ)
- 知らぬ神より馴染みの鬼(しらぬかみよりなじみのおに)
- 知らぬが仏(しらぬがほとけ)
- 知らぬ京物語(しらぬきょうものがたり)
- 知らぬ存ぜぬ(しらぬぞんぜぬ)
- 知らぬは亭主ばかりなり(しらぬはていしゅばかりなり)
- 知らぬ仏より馴染みの鬼(しらぬほとけよりなじみのおに)
- 白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ)
- 調べがつく(しらべがつく)
- 芝蘭の室に入るが如し(しらんのしつにいるがごとし)
- 後足を踏む(しりあしをふむ)
- 尻馬に乗る(しりうまにのる)
- 尻押しをする(しりおしをする)
- 尻から抜ける(しりからぬける)
- 尻が青い(しりがあおい)
- 尻が暖まる(しりがあたたまる)
- 尻が重い(しりがおもい)
- 尻が軽い(しりがかるい)
- 尻が来る(しりがくる)
- 尻が長い(しりがながい)
- 尻が割れる(しりがわれる)
- 尻毛を抜く(しりげをぬく)
- 知りて知らざれ(しりてしらざれ)
- 尻拭いをする(しりぬぐいをする)
- 尻の穴が小さい(しりのあながちいさい)
- 尻の毛まで抜かれる(しりのけまでぬかれる)
- 尻の持って行き場がない(しりのもっていきばがない)
- 尻目に掛ける(しりめにかける)
- 後目に掛ける(しりめにかける)
- 尻餅をつく(しりもちをつく)
- 尻も結ばぬ糸(しりもむすばぬいと)
- 尻を上げる(しりをあげる)
- 尻を押す(しりをおす)
- 尻を落ち着ける(しりをおちつける)
- 尻を絡げる(しりをからげる)
- 尻を据える(しりをすえる)
- 尻を叩く(しりをたたく)
- 尻を拭う(しりをぬぐう)
- 尻をはしょる(しりをはしょる)
- 尻を捲る(しりをまくる)
- 尻を持ち込む(しりをもちこむ)
- 知る人ぞ知る(しるひとぞしる)
- 知る者は言わず言う者は知らず(しるものはいわずいうものはしらず)
- 知る由もない(しるよしもない)
- 汁を吸うても同罪(しるをすうてもどうざい)
- 白い歯を見せる(しろいはをみせる)
- 白旗を掲げる(しろはたをかかげる)
- 白星を拾う(しろぼしをひろう)
- 師走女房難つけな(しわすにょうぼうなんつけな)
- 吝ん坊と灰吹きは溜まるほど汚い(しわんぼうとはいふきはたまるほどきたない)
- 吝ん坊の柿の種(しわんぼうのかきのたね)
- 詩を作るより田を作れ(しをつくるよりたをつくれ)
- 死を視ること帰するが如し(しをみることきするがごとし)
- 心肝に徹する(しんかんにてっする)
- 心肝を砕く(しんかんをくだく)
- 心肝を寒からしめる(しんかんをさむからしめる)
- 新規蒔き直し(しんきまきなおし)
- 心気を燃やす(しんきをもやす)
- 神経が高ぶる(しんけいがたかぶる)
- 神経が太い(しんけいがふとい)
- 神経に触る(しんけいにさわる)
- 神経を使う(しんけいをつかう)
- 心血を注ぐ(しんけつをそそぐ)
- 辛酸を嘗める(しんさんをなめる)
- 親炙(しんしゃ)
- 身首処を異にす(しんしゅところをことにす)
- 身首所を異にす(しんしゅところをことにす)
- 心証を害する(しんしょうをがいする)
- 身上を潰す(しんしょうをつぶす)
- 寝食を忘れる(しんしょくをわすれる)
- 心中より饅頭(しんじゅうよりまんじゅう)
- 信心過ぎて極楽を通り越す(しんじんすぎてごくらくをとおりこす)
- 信心は徳の余り(しんじんはとくのあまり)
- 信心も欲から(しんじんもよくから)
- 薪水の労(しんすいのろう)
- 親戚の泣き寄り(しんせきのなきより)
- 深窓に育つ(しんそうにそだつ)
- 心臓が強い(しんぞうがつよい)
- 心臓に毛が生えている(しんぞうにけがはえている)
- 進退これ谷る(しんたいこれきわまる)
- 身体髪膚、これを父母に受く(しんたいはっぷ、これをふぼにうく)
- 心胆を寒からしめる(しんたんをさむからしめる)
- 死んだ子の年を数える(しんだこのとしをかぞえる)
- 死んだ子は賢い(しんだこはかしこい)
- 死んだら褒められる(しんだらほめられる)
- 死んでの長者より生きての貧乏(しんでのちょうじゃよりいきてのびんぼう)
- 死んで花実が咲くものか(しんではなみがさくものか)
- 心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)
- 神に入る(しんにいる)
- 真に迫る(しんにせまる)
- 之繞を掛ける(しんにゅうをかける)
- 真の闇より無闇が怖い(しんのやみよりむやみがこわい)
- 信は荘厳より起こる(しんはしょうごんよりおこる)
- 親は泣き寄り、他人は食い寄り(しんはなきより、たにんはくいより)
- 神仏は見通し(しんぶつはみとおし)
- 心腹に落つ(しんぷくにおつ)
- 心腹の友(しんぷくのとも)
- 心腹の病(しんぷくのやまい)
- 辛抱する木に金がなる(しんぼうするきにかねがなる)
- 親身になる(しんみになる)
- 信を置く(しんをおく)
- 信を問う(しんをとう)
- シーザーの物はシーザーに(しーざーのものはしーざーに)
- 自家薬籠中の物(じかやくろうちゅうのもの)
- 時間の問題(じかんのもんだい)
- 時間を稼ぐ(じかんをかせぐ)
- 時間を割く(じかんをさく)
- 地が出る(じがでる)
- 地金が出る(じがねがでる)
- 時機に投ずる(じきにとうずる)
- 自彊息まず(じきょうやまず)
- 児戯に等しい(じぎにひとしい)
- 時好に投ずる(じこうにとうずる)
- 地獄から火を貰いに来たよう(じごくからひをもらいにきたよう)
- 地獄極楽は心にあり(じごくごくらくはこころにあり)
- 地獄極楽はこの世にあり(じごくごくらくはこのよにあり)
- 地獄で仏に会ったよう(じごくでほとけにあったよう)
- 地獄にも知る人(じごくにもしるひと)
- 地獄の一丁目(じごくのいっちょうめ)
- 地獄の上の一足飛び(じごくのうえのいっそくとび)
- 地獄の釜の蓋も開く(じごくのかまのふたもあく)
- 地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)
- 地獄は壁一重(じごくはかべひとえ)
- 地獄へも連れ(じごくへもつれ)
- 地獄耳(じごくみみ)
- 地獄も住み処(じごくもすみか)
- 磁石に針(じしゃくにはり)
- 地震、雷、火事、親父(じしん、かみなり、かじ、おやじ)
- 地震の時は竹薮に逃げろ(じしんのときはたけやぶににげろ)
- 事実は小説よりも奇なり(じじつはしょうせつよりもきなり)
- 祖父は辛労、子は楽、孫は乞食(じじはしんろう、こはらく、まごはこじき)
- 耳順(じじゅん)
- 爾汝の交わり(じじょのまじわり)
- 児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
- 地蔵の顔も三度(じぞうのかおもさんど)
- 地蔵は言わぬが我言うな(じぞうはいわぬがわれいうな)
- 自他共に許す(じたともにゆるす)
- 事大(じだい)
- 耳朶に触れる(じだにふれる)
- 地団太を踏む(じだんだをふむ)
- 十指に余る(じっしにあまる)
- 十指の指す所(じっしのさすところ)
- 十把一絡げ(じっぱひとからげ)
- 十遍読むより一遍写せ(じっぺんよむよりいっぺんうつせ)
- 実がある(じつがある)
- 日月地に墜ちず(じつげつちにおちず)
- 地続きは買うておけ(じつづきはかうておけ)
- 実を挙げる(じつをあげる)
- 実を取る(じつをとる)
- 自転車操業(じてんしゃそうぎょう)
- 地で行く(じでいく)
- 自腹を切る(じばらをきる)
- 自分の盆の窪は見えず(じぶんのぼんのくぼはみえず)
- 自慢高慢、馬鹿のうち(じまんこうまん、ばかのうち)
- 自慢高慢酒の燗(じまんこうまんさけのかん)
- 自慢の糞は犬も食わぬ(じまんのくそはいぬもくわぬ)
- 自慢は知恵の行き止まり(じまんはちえのいきどまり)
- 自明の理(じめいのり)
- 耳目となる(じもくとなる)
- 耳目に触れる(じもくにふれる)
- 耳目を集める(じもくをあつめる)
- 耳目を驚かす(じもくをおどろかす)
- 弱冠(じゃっかん)
- 蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)
- 蛇は寸にして人を呑む(じゃはすんにしてひとをのむ)
- 邪魔が入る(じゃまがはいる)
- 十三日の金曜日(じゅうさんにちのきんようび)
- 十七八は藪力(じゅうしちはちはやぶぢから)
- 従心(じゅうしん)
- 銃弾に倒れる(じゅうだんにたおれる)
- 重点を置く(じゅうてんをおく)
- 十読は一写に如かず(じゅうどくはいちしゃにしかず)
- 十年一日の如し(じゅうねんいちじつのごとし)
- 重箱の隅は杓子で払え(じゅうばこのすみはしゃくしではらえ)
- 重箱の隅を楊枝でほじくる(じゅうばこのすみをようじでほじくる)
- 十分はこぼれる(じゅうぶんはこぼれる)
- 十目の視る所、十手の指す所(じゅうもくのみるところ、じってのゆびさすところ)
- 柔よく剛を制す(じゅうよくごうをせいす)
- 獣を逐う者は目に太山を見ず(じゅうをおうものはめにたいざんをみず)
- 豎子教うべし(じゅしおしうべし)
- 述懐奉公身を持たず(じゅっかいぼうこうみをもたず)
- 術中に陥る(じゅっちゅうにおちいる)
- 寿命が縮む(じゅみょうがちぢむ)
- 寿を上る(じゅをたてまつる)
- 自由を与えよ、しからずんば死を与えよ(じゆうをあたえよ、しからずんばしをあたえよ)
- 城下の盟(じょうかのちかい)
- 情が移る(じょうがうつる)
- 情が深い(じょうがふかい)
- 常軌を逸する(じょうきをいっする)
- 上戸に餅、下戸に酒(じょうごにもち、げこにさけ)
- 上戸の手弱(じょうごのてよわ)
- 上戸は毒を知らず下戸は薬を知らず(じょうごはどくをしらずげこはくすりをしらず)
- 上戸めでたや丸裸(じょうごめでたやまるはだか)
- 上梓(じょうし)
- 上梓する(じょうしする)
- 上昇気流に乗る(じょうしょうきりゅうにのる)
- 上手の小糸(じょうずのこいと)
- 上手の手から水が漏る(じょうずのてからみずがもる)
- 上手の猫が爪を隠す(じょうずのねこがつめをかくす)
- 上手は下手の手本、下手は上手の手本(じょうずはへたのてほん、へたはじょうずのてほん)
- 冗談から駒が出る(じょうだんからこまがでる)
- 冗談じゃない(じょうだんじゃない)
- 冗談にも程がある(じょうだんにもほどがある)
- 冗談も休み休み言え(じょうだんもやすみやすみいえ)
- 上知と下愚とは移らず(じょうちとかぐとはうつらず)
- 情に引かされる(じょうにひかされる)
- 情に絆される(じょうにほだされる)
- 情に脆い(じょうにもろい)
- 情張りは棒の下(じょうはりはぼうのした)
- 情を通じる(じょうをつうじる)
- 如才がない(じょさいがない)
- 女子と小人とは養い難し(じょしとしょうじんとはやしないがたし)
- 女子と小人は養い難し(じょしとしょうじんはやしないがたし)
- 助長(じょちょう)
- 序破急(じょはきゅう)
- 而立(じりつ)
- 時流に乗る(じりゅうにのる)
- 次郎にも太郎にも足りぬ(じろうにもたろうにもたりぬ)
- 辞を低くする(じをひくくする)
- 仁義を切る(じんぎをきる)
- 人口に膾炙する(じんこうにかいしゃする)
- 沈香も焚かず、屁もひらず(じんこうもたかず、へもひらず)
- 人後に落ちない(じんごにおちない)
- 仁者は憂えず、知者は惑わず、勇者は懼れず(じんしゃはうれえず、ちしゃはまどわず、ゆうしゃはおそれず)
- 仁者は敵なし(じんしゃはてきなし)
- 仁者は山を楽しむ(じんしゃはやまをたのしむ)
- 人事を尽くして天命を待つ(じんじをつくしててんめいをまつ)
- 人生、意気に感ず(じんせい、いきにかんず)
- 人生、字を識るは憂患の始め(じんせい、じをしるはゆうかんのはじめ)
- 人生、朝露の如し(じんせい、ちょうろのごとし)
- 人生行路難し(じんせいこうろかたし)
- 人生七十、古来稀なり(じんせいしちじゅう、こらいまれなり)
- 人生僅か五十年(じんせいわずかごじゅうねん)
- 沈丁花は枯れても香し(じんちょうげはかれてもかんばし)
- 陣取る(じんどる)
- 陣門に降る(じんもんにくだる)
- 陣を構える(じんをかまえる)
- 陣を取る(じんをとる)
- 刃を迎えて解く(じんをむかえてとく)