- お愛想を言う(おあいそをいう)
- お預けを食う(おあずけをくう)
- お誂え向き(おあつらえむき)
- 追い打ちを掛ける(おいうちをかける)
- 追い討ちを掛ける(おいうちをかける)
- お家がらがら(おいえがらがら)
- お家芸(おいえげい)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
- 老い木に花(おいきにはな)
- 老い木に花咲く(おいきにはなさく)
- 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ)
- 追い込みを掛ける(おいこみをかける)
- お医者様でも有馬の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもありまのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 老いたる馬は路を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 追いつ追われつ(おいつおわれつ)
- 置いてきぼりを食う(おいてきぼりをくう)
- 追風に帆を揚げる(おいてにほをあげる)
- 老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)
- 老いてはますます壮んなるべし(おいてはますますさかんなるべし)
- 老いの一徹(おいのいってつ)
- 老いの繰言(おいのくりごと)
- 老いらくの恋(おいらくのこい)
- お伺いを立てる(おうかがいをたてる)
- 枉駕(おうが)
- 王侯将相寧んぞ種あらんや(おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや)
- 往時渺茫としてすべて夢に似たり(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)
- 往生際が悪い(おうじょうぎわがわるい)
- 応接に暇が無い(おうせつにい)
- 応接に暇あらず(おうせつにいとまあらず)
- 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
- 負うた子より抱いた子(おうたこよりだいたこ)
- 負うた子を三年探す(おうたこをさんねんさがす)
- 負うた子を三年捜す(おうたこをさんねんさがす)
- 逢うた時に笠を脱げ(おうたときにかさをぬげ)
- 会うた時に笠を脱げ(おうたときにかさをぬげ)
- 王手を掛ける(おうてをかける)
- 王は君臨すれども統治せず(おうはくんりんすれどもとうちせず)
- お乳母日傘(おうばひがさ)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 鸚鵡返し(おうむがえし)
- 大当たりを取る(おおあたりをとる)
- 大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- 大男の殿(おおおとこのしんがり)
- 大風が吹けば桶屋が儲かる(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
- 大風が吹けば桶屋が喜ぶ(おおかぜがふけばおけやがよろこぶ)
- 狼に衣(おおかみにころも)
- 多かれ少なかれ(おおかれすくなかれ)
- 大河を手で堰く(おおかわをてでせく)
- 大きい薬缶は沸きが遅い(おおきいやかんはわきがおそい)
- 大きな家には大きな風(おおきないえにはおおきなかぜ)
- 大きなお世話(おおきなおせわ)
- 大きな顔(おおきなかお)
- 大きな顔をする(おおきなかおをする)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
- 大阪の食い倒れ(おおさかのくいだおれ)
- 多し少なし子三人(おおしすくなしこさんにん)
- 大台に乗る(おおだいにのる)
- 大遣いより小遣い(おおづかいよりこづかい)
- 大摑みより小摑み(おおづかみよりこづかみ)
- 大手を振って(おおでをふって)
- 大手を振る(おおでをふる)
- 大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
- 大取りより小取り(おおどりよりこどり)
- 大鉈を振るう(おおなたをふるう)
- 大鍋の底は撫でても三杯(おおなべのそこはなでてもさんばい)
- 大盤振る舞い(おおばんぶるまい)
- 大船に乗った気持ち(おおぶねにのったきもち)
- 大船に乗ったよう(おおぶねにのったよう)
- 大船に乗る(おおぶねにのる)
- 大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)
- 大見得を切る(おおみえをきる)
- 大水に飲み水なし(おおみずにのみみずなし)
- 大向こうを唸らせる(おおむこうをうならせる)
- 大目玉を食う(おおめだまをくう)
- 大目に見る(おおめにみる)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- お門が違う(おかどがちがう)
- お門違い(おかどちがい)
- 陸に上がった河童(おかにあがったかっぱ)
- 置かぬ棚を探す(おかぬたなをさがす)
- 置かぬ棚をも探せ(おかぬたなをもさがせ)
- お株を奪う(おかぶをうばう)
- 陸へあがった河童(おかへあがったかっぱ)
- お竈を起こす(おかまをおこす)
- 御釜を起こす(おかまをおこす)
- 置き酌失礼、持たぬが不調法(おきじゃくしつれい、もたぬがぶちょうほう)
- 起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
- 起きて半畳、寝て一畳(おきてはんじょう、ねていちじょう)
- 沖な物あて(おきなものあて)
- お灸を据える(おきゅうをすえる)
- 屋烏の愛(おくうのあい)
- 屋下に屋を架す(おくかにおくをかす)
- 屋上、屋を架す(おくじょう、おくをかす)
- 奥の手を出す(おくのてをだす)
- 奥歯に衣着せる(おくばにきぬきせる)
- 奥歯に物が挟まったよう(おくばにものがはさまったよう)
- 奥歯に物が挟まる(おくばにものがはさまる)
- おくびにも出さない(おくびにもださない)
- 噯気にも出さない(おくびにもださない)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
- 臆面もなく(おくめんもなく)
- 奥行きが無い(おくゆきがない)
- お蔵になる(おくらになる)
- 送り狼(おくりおおかみ)
- 後れを取る(おくれをとる)
- 屋漏に愧じず(おくろうにはじず)
- 螻蛄になる(おけらになる)
- お声が掛かる(おこえがかかる)
- 瘧が落ちる(おこりがおちる)
- 驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)
- 奢る者は心常に貧し(おごるものはこころつねにまずし)
- 押さえが利く(おさえがきく)
- お先棒を担ぐ(おさきぼうをかつぐ)
- お先真っ暗(おさきまっくら)
- お里が知れる(おさとがしれる)
- お座敷が掛かる(おざしきがかかる)
- 教うるは学ぶの半ば(おしうるはまなぶのなかば)
- 押しが利く(おしがきく)
- 押しが強い(おしがつよい)
- 押し出しがいい(おしだしがいい)
- 押し出しがよい(おしだしがよい)
- 押し付けがましい(おしつけがましい)
- 推して知るべし(おしてしるべし)
- 押しの一手(おしのいって)
- 鴛鴦の衾(おしのふすま)
- 押しも押されもしない(おしもおされもしない)
- お釈迦様でも気がつくまい(おしゃかさまでもきがつくまい)
- お釈迦になる(おしゃかになる)
- お相伴にあずかる(おしょうばんにあずかる)
- おじが甥の草を刈る(おじがおいのくさをかる)
- おじゃんになる(おじゃんになる)
- お上手を言う(おじょうずをいう)
- おじを見ると荷が重い(おじをみるとにがおもい)
- 押すな押すな(おすなおすな)
- 押せ押せになる(おせおせになる)
- お世辞にも(おせじにも)
- お節介を焼く(おせっかいをやく)
- お膳立てが揃う(おぜんだてがそろう)
- 遅い助けは助けにならぬ(おそいたすけはたすけにならぬ)
- 遅牛も淀、早牛も淀(おそうしもよど、はやうしもよど)
- 遅かりし由良之助(おそかりしゆらのすけ)
- 遅かれ早かれ(おそかれはやかれ)
- 遅きに失する(おそきにしっする)
- 遅くとも、しないよりはまし(おそくとも、しないよりはまし)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 恐れをなす(おそれをなす)
- 怖気を震う(おぞけをふるう)
- お高くとまる(おたかくとまる)
- お高く止まる(おたかくとまる)
- お高く留まる(おたかくとまる)
- お為ごかし(おためごかし)
- お題目を唱える(おだいもくをとなえる)
- 煽てと畚には乗りたくない(おだてともっこにはのりたくない)
- おだてに乗る(おだてにのる)
- お陀仏になる(おだぶつになる)
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- おだをあげる(おだをあげる)
- 落ち武者は薄の穂にも怖ず(おちむしゃはすすきのほにもおず)
- お茶の子さいさい(おちゃのこさいさい)
- お茶を濁す(おちゃをにごす)
- お茶を挽く(おちゃをひく)
- お猪口になる(おちょこになる)
- 落ちれば同じ谷川の水(おちればおなじたにがわのみず)
- 落ちをつける(おちをつける)
- おっと合点承知之助(おっとがってんしょうちのすけ)
- 押っ取り刀で駆けつける(おっとりがたなでかけつける)
- 乙に絡む(おつにからむ)
- 乙に搦む(おつにからむ)
- 乙に澄ます(おつにすます)
- お釣りが来る(おつりがくる)
- 落つれば同じ谷川の水(おつればおなじたにがわのみず)
- お手上げ(おてあげ)
- お手の物(おてのもの)
- 頤で蠅を追う(おとがいではえをおう)
- 頤を解く(おとがいをとく)
- 男が廃る(おとこがすたる)
- 男が立つ(おとこがたつ)
- 男心と秋の空(おとこごころとあきのそら)
- 男になる(おとこになる)
- 男猫が子を生む(おとこねこがこをうむ)
- 男の目には糸を引け、女の目には鈴を張れ(おとこのめにはいとをひけ、おんなのめにはすずをはれ)
- 男は敷居を跨げば七人の敵あり(おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
- 男は辞儀に余れ(おとこはじぎにあまれ)
- 男は度胸、女は愛嬌(おとこはどきょう、おんなはあいきょう)
- 男は二十五の暁まで育つ(おとこはにじゅうごのあかつきまでそだつ)
- 男は裸百貫(おとこははだかひゃっかん)
- 男は松、女は藤(おとこはまつ、おんなはふじ)
- 男は妻から(おとこはめから)
- 男冥利に尽きる(おとこみょうりにつきる)
- 男鰥に蛆が湧き、女寡に花が咲く(おとこやもめにうじがわき、おんなやもめにはながさく)
- 男を上げる(おとこをあげる)
- 男を売る(おとこをうる)
- 男を下げる(おとこをさげる)
- 男を磨く(おとこをみがく)
- 音沙汰が無い(おとざたがない)
- 落とした物は拾い徳(おとしたものはひろいどく)
- 落とし前をつける(おとしまえをつける)
- 一昨日来い(おとといこい)
- 音に聞く(おとにきく)
- 驚き、桃の木、山椒の木(おどろき、もものき、さんしょのき)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 同じ穴の貉(おなじあなのむじな)
- 同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
- 同じ羽の鳥は集まるものだ(おなじはねのとりはあつまるものだ)
- お縄に掛かる(おなわにかかる)
- お縄になる(おなわになる)
- 鬼が住むか蛇が住むか(おにがすむかじゃがすむか)
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 鬼が笑う(おにがわらう)
- 鬼瓦にも化粧(おにがわらにもけしょう)
- 鬼に金棒(おににかなぼう)
- 鬼に瘤を取られる(おににこぶをとられる)
- 鬼に衣(おににころも)
- 鬼にもなれば仏にもなる(おににもなればほとけにもなる)
- 鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
- 鬼の霍乱(おにのかくらん)
- 鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)
- 鬼の念仏(おにのねんぶつ)
- 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
- 鬼の目にも見残し(おにのめにもみのこし)
- 尾に鰭付ける(おにひれつける)
- 鬼も十八、番茶も出花(おにもじゅうはち、ばんちゃもでばな)
- 鬼も頼めば人食わず(おにもたのめばひとくわず)
- 鬼も角折る(おにもつのおる)
- 己に克ち、礼に復る(おのれにかち、れいにかえる)
- 己に如かざる者を友とするなかれ(おのれにしかざるものをともとするなかれ)
- 己の頭の蠅を追え(おのれのあたまのはえをおえ)
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
- 己の欲せざる所は人に施す勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ)
- 己を責めて人を責めるな(おのれをせめてひとをせめるな)
- 己を虚しゅうす(おのれをむなしゅうす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 斧を掲げて淵に入る(おのをかかげてふちにいる)
- 尾羽打ち枯らす(おはうちからす)
- 十八番(おはこ)
- お鉢が回る(おはちがまわる)
- お払い箱になる(おはらいばこになる)
- お髭の塵を払う(おひげのちりをはらう)
- お百度を踏む(おひゃくどをふむ)
- 尾鰭が付く(おひれがつく)
- 尾鰭を付ける(おひれをつける)
- 帯に短し、襷に長し(おびにみじかし、たすきにながし)
- 負ぶえば抱かりょう(おぶえばだかりょう)
- オブラートに包む(おぶらーとにつつむ)
- おべっかを使う(おべっかをつかう)
- 覚えがめでたい(おぼえがめでたい)
- 思し召しより米の飯(おぼしめしよりこめのめし)
- 溺れる者は藁をも摑む(おぼれるものはわらをもつかむ)
- お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
- 御神酒上がらぬ神はない(おみきあがらぬかみはない)
- お迎えが来る(おむかえがくる)
- 汚名を雪ぐ(おめいをすすぐ)
- お眼鏡に適う(おめがねにかなう)
- 怖めず臆せず(おめずおくせず)
- お目玉を食う(おめだまをくう)
- お目に掛かる(おめにかかる)
- お目に掛ける(おめにかける)
- 思い内にあれば色外に現る(おもいうちにあればいろそとにあらわる)
- 思い面瘡、思われ面皰(おもいおもくさ、おもわれにきび)
- 思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)
- 思い立ったが吉日(おもいたったがきちにち)
- 思い半ばに過ぎる(おもいなかばにすぎる)
- 思い半ばに過ぐ(おもいなかばにすぐ)
- 思いも寄らない(おもいもよらない)
- 思い邪なし(おもいよこしまなし)
- 思いを致す(おもいをいたす)
- 思いを馳せる(おもいをはせる)
- 思いを晴らす(おもいをはらす)
- 思いを寄せる(おもいをよせる)
- 思うこと言わねば腹ふくる(おもうこといわねばはらふくる)
- 思う事一つ叶えばまた一つ(おもうことひとつかなえばまたひとつ)
- 思う壺(おもうつぼ)
- 思う壺に嵌まる(おもうつぼにはまる)
- 思うに任せない(おもうにまかせない)
- 思うに別れて思わぬに添う(おもうにわかれておもわぬにそう)
- 思う念力、岩をも徹す(おもうねんりき、いわをもとおす)
- 思う念力、岩をも通す(おもうねんりき、いわをもとおす)
- 思うようなら子と三人(おもうようならことさんにん)
- 思えば思わるる(おもえばおもわるる)
- 思えば思われる(おもえばおもわれる)
- 重きを置く(おもきをおく)
- 重きを成す(おもきをなす)
- 玩具にする(おもちゃにする)
- 玩具箱を引っ繰り返したよう(おもちゃばこをひっくりかえしたよう)
- 表看板にする(おもてかんばんにする)
- 表に立つ(おもてにたつ)
- 面も振らず(おもてもふらず)
- 表を繕う(おもてをつくろう)
- 重荷に小づけ(おもににこづけ)
- 重荷を下ろす(おもにをおろす)
- 親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 親が親なら子も子(おやがおやならこもこ)
- 親が死んでも食休み(おやがしんでもしょくやすみ)
- 親が死んでも食休み(おやがしんでもじきやすみ)
- 親苦、子楽、孫乞食(おやく、こらく、まごこじき)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 親子は一世(おやこはいっせ)
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)
- お安い御用(おやすいごよう)
- お安くない(おやすくない)
- 親ずれより友ずれ(おやずれよりともずれ)
- 親と月夜はいつも良い(おやとつきよはいつもよい)
- 親に似ぬ子は鬼子(おやににぬこはおにご)
- 親に似ぬ子は鬼っ子(おやににぬこはおにっこ)
- 親に目なし(おやにめなし)
- 親の甘茶が毒となる(おやのあまちゃがどくとなる)
- 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)
- 親の意見と冷や酒は後で利く(おやのいけんとひやざけはあとできく)
- 親の因果が子に報う(おやのいんががこにむくう)
- 親の恩は子で送る(おやのおんはこでおくる)
- 親の恩より義理の恩(おやのおんよりぎりのおん)
- 親の顔が見たい(おやのかおがみたい)
- 親の心、子知らず(おやのこころ、こしらず)
- 親の十七、子は知らぬ(おやのじゅうしち、こはしらぬ)
- 親の脛を齧る(おやのすねをかじる)
- 親の光は七光り(おやのひかりはななひかり)
- 親の欲目(おやのよくめ)
- 親は親、子は子(おやはおや、こはこ)
- 親はなくとも子は育つ(おやはなくともこはそだつ)
- 親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)
- 親船に乗ったよう(おやぶねにのったよう)
- 親船に乗る(おやぶねにのる)
- お山の大将(おやまのたいしょう)
- お山の大将俺一人(おやまのたいしょうおれひとり)
- 親を睨むと鮃になる(おやをにらむとひらめになる)
- 泳ぎ上手は川で死ぬ(およぎじょうずはかわでしぬ)
- 及ばぬ鯉の滝登り(およばぬこいのたきのぼり)
- 及び腰になる(およびごしになる)
- お呼びでない(およびでない)
- 及びも付かない(およびもつかない)
- 折り合いが付く(おりあいがつく)
- 折り紙付き(おりがみつき)
- 折り紙を付ける(おりがみをつける)
- 折に触れて(おりにふれて)
- 折り目正しい(おりめただしい)
- 折も折(おりもおり)
- 折も折とて(おりもおりとて)
- お留守になる(おるすになる)
- 俺は言わぬがわれ言うな(おれはいわぬがわれいうな)
- 愚か者に福あり(おろかものにふくあり)
- 負わず借らずに子三人(おわずからずにこさんにん)
- 終わりよければすべてよし(おわりよければすべてよし)
- 終わりを全うする(おわりをまっとうする)
- お椀を持たぬ乞食はない(おわんをもたぬこじきはない)
- 尾を引く(おをひく)
- 尾を振る(おをふる)
- 尾を振る犬は叩かれず(おをふるいぬはたたかれず)
- 音頭を取る(おんどをとる)
- 女氏無くして玉の輿に乗る(おんなうじなくしてたまのこしにのる)
- 女心と秋の空(おんなごころとあきのそら)
- 女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
- 女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
- 女三人寄れば姦しい(おんなさんにんよればかしましい)
- 女ならでは夜は明けぬ(おんなならではよはあけぬ)
- 女の一念、岩をも徹す(おんなのいちねん、いわをもとおす)
- 女の一念、岩をも通す(おんなのいちねん、いわをもとおす)
- 女の髪の毛には大象も繋がる(おんなのかみのけにはたいぞうもつながる)
- 女の心は猫の目(おんなのこころはねこのめ)
- 女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)
- 女は衣装髪かたち(おんなはいしょうかみかたち)
- 女は氏無うて玉の輿に乗る(おんなはうじのうてたまのこしにのる)
- 女は己を説ぶ者のために容づくる(おんなはおのれをよろこぶもののためにかたちづくる)
- 女は三界に家なし(おんなはさんがいにいえなし)
- 女冥利に尽きる(おんなみょうりにつきる)
- 女寡に花が咲く(おんなやもめにはながさく)
- 恩に着せる(おんにきせる)
- 恩に着る(おんにきる)
- 御の字(おんのじ)
- 恩の腹は切らねど情けの腹は切る(おんのはらはきらねどなさけのはらはきる)
- 負んぶすれば抱っこ(おんぶすればだっこ)
- おんぶに抱っこ(おんぶにだっこ)
- 隠密の沙汰は高く言え(おんみつのさたはたかくいえ)
- 陰陽師、身の上知らず(おんようじ、みのうえしらず)
- 恩を仇で返す(おんをあだでかえす)
- 恩を売る(おんをうる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)