- 浮いた噂(ういたうわさ)
- 有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 植木屋の庭で気が多い(うえきやのにわできがおおい)
- 飢えたる犬は棒を恐れず(うえたるいぬはぼうをおそれず)
- 飢えたる時は食を択ばず(うえたるときはしょくをえらばず)
- 飢えては食を択ばず(うえてはしょくをえらばず)
- 上に立つ(うえにたつ)
- 上には上がある(うえにはうえがある)
- 上見ぬ鷲(うえみぬわし)
- 上を下へ(うえをしたへ)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
- ウエートを置く(うえーとをおく)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚の目に水見えず(うおのめにみずみえず)
- 魚は鯛(うおはたい)
- 魚を得て筌を忘る(うおをえてうえをわする)
- うかうか三十きょろきょろ四十(うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう)
- 伺いを立てる(うかがいをたてる)
- 浮かぬ顔(うかぬかお)
- 浮かぶ瀬(うかぶせ)
- 浮かぶ瀬がない(うかぶせがない)
- 浮き足立つ(うきあしだつ)
- 浮き沈み七度(うきしずみななたび)
- 浮き名を流す(うきなをながす)
- 浮き彫りにする(うきぼりにする)
- 憂き身をやつす(うきみをやつす)
- 憂き目に遭う(うきめにあう)
- 憂き目を見る(うきめをみる)
- 浮世の風(うきよのかぜ)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 浮世は回り持ち(うきよはまわりもち)
- 浮世は夢(うきよはゆめ)
- 浮世渡らば豆腐で渡れ(うきよわたらばとうふでわたれ)
- 鶯鳴かせたこともある(うぐいすなかせたこともある)
- 受けがいい(うけがいい)
- 受けて立つ(うけてたつ)
- 有卦に入る(うけにいる)
- 受けに回る(うけにまわる)
- 烏合の衆(うごうのしゅう)
- 動きが取れない(うごきがとれない)
- 雨後の筍(うごのたけのこ)
- 兎の罠に狐がかかる(うさぎのわなにきつねがかかる)
- 兎も七日なぶれば噛みつく(うさぎもなぬかなぶればかみつく)
- 兎を見て犬を呼ぶ(うさぎをみていぬをよぶ)
- 憂さを晴らす(うさをはらす)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の一散(うしのいっさん)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 丑の時参り(うしのときまいり)
- 牛の涎(うしのよだれ)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 羽觴を飛ばす(うしょうをとばす)
- 後ろ髪を引かれる(うしろがみをひかれる)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
- 後ろに柱前に酒(うしろにはしらまえにさけ)
- 後ろに目なし(うしろにめなし)
- 後ろ弁天、前不動(うしろべんてん、まえふどう)
- 後ろ指を指される(うしろゆびをさされる)
- 後ろを見せる(うしろをみせる)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 牛を食らうの気(うしをくらうのき)
- 氏なくして玉の輿(うじなくしてたまのこし)
- 烏鵲の智(うじゃくのち)
- 氏より育ち(うじよりそだち)
- 臼から杵(うすからきね)
- 薄皮の剝けたよう(うすかわのむけたよう)
- 薄紙を剝ぐよう(うすがみをはぐよう)
- 薄気味が悪い(うすきみがわるい)
- 薄気味悪い(うすきみわるい)
- 渦に巻き込まれる(うずにまきこまれる)
- 渦を巻く(うずをまく)
- 嘘から出た実(うそからでたまこと)
- 嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)
- 嘘で固める(うそでかためる)
- 嘘にも種が要る(うそにもたねがいる)
- 嘘八百(うそはっぴゃく)
- 嘘八百を並べる(うそはっぴゃくをならべる)
- 嘘も方便(うそもほうべん)
- 嘘を言え(うそをいえ)
- 嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる(うそをつくとえんまさまにしたをぬかれる)
- 嘘をつけ(うそをつけ)
- 疑いを挟む(うたがいをはさむ)
- 疑わしきは罰せず(うたがわしきはばっせず)
- 打たねば鳴らぬ(うたねばならぬ)
- 歌は世につれ世は歌につれ(うたはよにつれよはうたにつれ)
- 歌物語の歌忘れ(うたものがたりのうたわすれ)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- うだつが上がらない(うだつがあがらない)
- うだつが上がらぬ(うだつがあがらぬ)
- 内兜を見透かす(うちかぶとをみすかす)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 内に省みて疚しからず(うちにかえりみてやましからず)
- 家の前の痩せ犬(うちのまえのやせいぬ)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 内弁慶(うちべんけい)
- 内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
- 内孫より外孫(うちまごよりそとまご)
- 有頂天(うちょうてん)
- うっちゃりを食う(うっちゃりをくう)
- 打って一丸となる(うっていちがんとなる)
- 打って出る(うってでる)
- 鬱憤を晴らす(うっぷんをはらす)
- 美しい花には棘がある(うつくしいはなにはとげがある)
- 現を抜かす(うつつをぬかす)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 移れば変わる世の習い(うつればかわるよのならい)
- 打てば響く(うてばひびく)
- 腕が上がる(うでがあがる)
- 腕が利く(うでがきく)
- 腕が立つ(うでがたつ)
- 腕が鳴る(うでがなる)
- 腕に覚えがある(うでにおぼえがある)
- 腕に縒りを掛ける(うでによりをかける)
- 腕を拱く(うでをこまぬく)
- 腕を鳴らす(うでをならす)
- 腕を振るう(うでをふるう)
- 腕を揮う(うでをふるう)
- 腕を磨く(うでをみがく)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 優曇華の花(うどんげのはな)
- 鰻の寝床(うなぎのねどこ)
- 鰻登り(うなぎのぼり)
- 唸るほど(うなるほど)
- 自惚れと瘡気のない者はない(うぬぼれとかさけのないものはない)
- 兎の毛で突いたほど(うのけでついたほど)
- 鵜の真似をする烏(うのまねをするからす)
- 鵜呑みにする(うのみにする)
- 鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)
- 産声を上げる(うぶごえをあげる)
- 産屋の風邪は一生つく(うぶやのかぜはいっしょうつく)
- 旨い事は二度考えよ(うまいことはにどかんがえよ)
- 旨い汁を吸う(うまいしるをすう)
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)
- 旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
- 旨い物は宵に食え(うまいものはよいにくえ)
- 馬が合う(うまがあう)
- うまくいったらお慰み(うまくいったらおなぐさみ)
- 倦まず撓まず(うまずたゆまず)
- 倦まず弛まず(うまずたゆまず)
- 馬に乗るまでは牛に乗れ(うまにのるまではうしにのれ)
- 馬には乗ってみよ人には添うてみよ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)
- 馬の足(うまのあし)
- 馬の背を分ける(うまのせをわける)
- 馬の骨(うまのほね)
- 馬の前に車をつけるな(うまのまえにくるまをつけるな)
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- 馬も買わずに鞍買う(うまもかわずにくらかう)
- 馬持たずに馬貸すな(うまもたずにうまかすな)
- 生まれたあとの早め薬(うまれたあとのはやめぐすり)
- 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
- 生まれる前の襁褓定め(うまれるまえのむつきさだめ)
- 馬を牛に乗り換える(うまをうしにのりかえる)
- 馬を鹿(うまをしか)
- 馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない(うまをみずべにつれていけてもみずをのませることはできない)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
- 生みの苦しみ(うみのくるしみ)
- 産みの苦しみ(うみのくるしみ)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 膿を出す(うみをだす)
- 有無相通じる(うむあいつうじる)
- 有無を言わせず(うむをいわせず)
- 有無を言わせぬ(うむをいわせぬ)
- 梅一輪一輪ずつの暖かさ(うめいちりんいちりんずつのあたたかさ)
- 梅に鶯(うめにうぐいす)
- 埋もれ木に花咲く(うもれぎにはなさく)
- 烏有に帰す(うゆうにきす)
- 裏表がない(うらおもてがない)
- 裏で糸を引く(うらでいとをひく)
- 裏には裏がある(うらにはうらがある)
- 裏に回る(うらにまわる)
- 裏の裏を行く(うらのうらをいく)
- 裏へ回る(うらへまわる)
- 恨み骨髄に入る(うらみこつずいにいる)
- 恨み骨髄に徹す(うらみこつずいにてっす)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 怨みほど恩を思え(うらみほどおんをおもえ)
- 恨みを買う(うらみをかう)
- 恨みを飲む(うらみをのむ)
- 恨みを呑む(うらみをのむ)
- 裏目に出る(うらめにでる)
- 売られた喧嘩は買わねばならぬ(うられたけんかはかわねばならぬ)
- 裏を返せば(うらをかえせば)
- 裏をかく(うらをかく)
- 裏を取る(うらをとる)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば)
- 瓜に爪あり爪に爪なし(うりにつめありつめにつめなし)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 瓜の蔓に茄子は生らぬ(うりのつるになすびはならぬ)
- 瓜二つ(うりふたつ)
- 売り物には花を飾れ(うりものにははなをかざれ)
- 漆は剝げても生地は剝げぬ(うるしははげてもきじははげぬ)
- 憂いを掃う玉箒(うれいをはらうたまははき)
- 嬉しい悲鳴(うれしいひめい)
- 烏鷺の争い(うろのあらそい)
- 胡乱の沙汰(うろんのさた)
- 浮気と乞食はやめられぬ(うわきとこじきはやめられぬ)
- 噂は遠くから(うわさはとおくから)
- 噂をすれば影(うわさをすればかげ)
- 噂をすれば影がさす(うわさをすればかげがさす)
- 噂をすれば影が差す(うわさをすればかげがさす)
- 上手に出る(うわてにでる)
- 上手を行く(うわてをいく)
- 上前を撥ねる(うわまえをはねる)
- 運が開ける(うんがひらける)
- 運が向く(うんがむく)
- 運根鈍(うんこんどん)
- 生んだ子より抱いた子(うんだこよりだいたこ)
- 蘊蓄を傾ける(うんちくをかたむける)
- 雲泥の差(うんでいのさ)
- うんともすんとも(うんともすんとも)
- 運は天にあり(うんはてんにあり)
- 運は寝て待て(うんはねてまて)
- 運用の妙は一心に存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)
- 運を天に任せる(うんをてんにまかせる)
- 運を待つは死を待つに等し(うんをまつはしをまつにひとし)