転機

皆さん「人生の転機が訪れないかなぁ」と一度は口にしたことがあるのではないでしょうか?占い師に「今年は人生の転機が訪れそうですよ」と言われた経験がある方もいらっしゃるのではないかと思います。今回はその「人生の転機が訪れる」の意味や、その使い方、例文から類義語までを幅広くご紹介していきたいと思います。

「人生の転機」とはいい意味でスピリチュアルに使われる?

人生の転機には、これまでとは物事が違って見えたり、違うように感じたりすることがあります。順調に進んでいたはずの仕事が急に躓いてみたり、当たり前のように過ごしていた日常なのにふと何かが違うと感じてみたり。

そのときは違和感程度にしか思わなかったことが、後になって、あれはきっと予兆だったのだとか、魂が何かを感じ取っていたからだとか、上手く説明がつかないこととしてスピリチュアル的に捉えられることがあります。

これまでとの人生が変わる何かきっかけになるような出来事の事を「人生の転機だ!」と言われることが多々あります。

「転機」の言い換え(類義語)と反対語

転機の類義語には、以下のような言葉があります。

  • ターニングポイント:進路(針路)の向きを転ずる位置のことを言います。
  • 転換点:状態や方向が変化する、転機となる地点や時点のことを言います。
  • 変わり目:ある状態がそれまでと違う様子に変化する点のことを言います。季節、年齢、時代など、自然と変遷する時をさす場合に使われます。
  • 転換期:物事が変わっていく時期がくることを言います。分岐点に差し掛かることなどを意味する表現です。
  • 曲がり角:方向が曲がるところや、あまりよくない状態になったところで、別の方向へ向かうときに使います。
  • 分岐点:道などがわかれる地点やわかれ目のことで、特に相反する両極のどちらかに分かれるところの意味で使われます。
  • 契機:変化・発展を起こす要素や原因、または、きっかけのことを言います。
  • 節目:木材や竹の、節のある部分のことで、比喩的に、物事の区切りとなる大事な所のことを言います。

これに足して、転機の反対語には、以下のような言葉があります。

  • 悪化:状勢・状態が悪くなることを言います。
  • 暗転:演劇で幕を下ろさずに舞台を暗くして場面を変えることですが、事態が悪い方へ変化することにも使われます。

「人生の転機が訪れる日」とはいつ?

就職や転職、結婚や出産などの人生の節目は、多くの人にとっての転機となるものです。

学生が社会人になり住む場所が変わったり、転職で使う路線や人間関係が変わったり、結婚で生活習慣が変わったり、出産で家庭環境や支出のバランスが変わったり等、誰もが必ず「人生の転機」と呼ばれる日を経験しています。

つまり、「人生の転機が訪れる日」というのは、今までの生活から別のライフスタイルに変化したり、今までのルーティンが使用できなくなり、別のルーティンに変わったり等、『生活に変化が生じるきっかけとなった日』を指します。一般的に人生の『転機』と言った場合、前向きな結果を導き出したきっかけの出来事といったイメージで使われます。

例えば「あのリストラが人生の転機だった」の後に続く文章として「そのお蔭で今の会社に転職する事が出来、年収が前の会社の3倍になった。」等と使います。『転機』とは転換期、人生の変わり目を指す言葉ですが、文章として使用される場合には、幸福な結果を導くきっかけといった意味合いを含んでいると言えるでしょう。

年齢に応じて「辛い人生の転機(転機の年)」が訪れる

よく言われるのが「厄年(やくどし)」です。平安時代から信仰されている風習で、本厄はいずれも数え年で男性は25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳と言われています。

地域や宗教によって差はあるものの、その年齢の年にはよくないことが起こるので、厄払いをする他にも、日々気をつけて生活しようというものです。特に根拠はないとされていますが、縁起にも紐づいているため、根強い風習と言えます。

この厄年に関しても、一見怖い不吉な災いが生じる年にも見えますが、ずっと不幸が続くわけではなく、不運な事があれば必ずその後に良い事が訪れます。「転機」には一見不幸に見える事もあるかもしれませんが、実際、その先の未来がずっと不幸なのかと言えばそうとも限りませんし、その出来事をきっかけに人生を作るのは自分自身です。

また、年齢に応じた人生の転機と言えば、義務教育が始まる小学校入学から中学校、高校、そして社会人になれば就職といった転機が訪れます。義務教育の年齢では、必ず学校に通わなければならないので、今まで母親と父親、祖父母くらいしか人との面識がなく、まだコミュニケーションの仕方を知らない子供たちにとっては、いきなり社会との接触を持たざるを得ない状況に陥り、「辛い人生の転機」と捉えてしまう人いるかもしれません。

しかし、それも後々振り返れば「他者とのコミュニケーションや社会を知る勉強となり、良い経験になった」と感じるでしょう。

「転職における転機」とは?

転職の動機は人それぞれですが、大抵は現状より良くするための転職であるはずです。

人間関係をリセットしたい、今よりもっと給料が欲しい、全く違う仕事にチャレンジしてみたい、以前からの夢を現実にしたいなど、気持ちが前向きであり、それに対して多くのエネルギーを使うわけですから、大きな転機と言えます。

中にはリストラや派遣切り等で強制的に転職せざるを得ない状況になった人もいると思いますが、それを『転機』にまた別の何かを得る機会が与えられたとも言えます。転職を転機に何かを得たということは転職のお蔭でその何かを得る事が出来たのであり、『転職における転機』とは『良いきっかけとなった出来事』と言い換えることもできます。

「転機を迎える時」に訪れる前兆と予兆

恋愛における転機の前兆と予兆とは別れること

順調に恋愛をしていた人が恋人と別れてしまった場合、多くの人は大変なショックを受けることでしょう。目の前が真っ暗になったり、深く落ち込んだり、別れた原因が何であれ、相当なダメージを受けることでしょう。

恋愛している時と別れた後とでは、これまでと同じ生活をしていても見える世界が別世界のように感じてしまうかもしれません。恋人と同棲していたりすると生活も環境も大きく変わりますし、考え方も変わってしまうかもしれません。

人それぞれ「失恋」から受けるダメージやその後の生活環境に個人差はあるかと思いますが、「失恋」は間違いなく転機であるはずです。

「人生の転機」が訪れるのは夢を見た時?

夢占いというジャンルがあります。夢の内容で自分の精神状態や将来起こること等を占うといったものですが、なぜ夢で占うことができるのでしょうか?脳は寝ている間に情報処理を行っています。人が眠るのは、その処理をしないと脳がパンクしてしまうからと言いますが、この処理の際に生じたノイズが夢であると言われています。

特に、何か強く気になることがあったり、心を痛めるなどの強いストレスを感じたりした場合に夢に現れるわけですから、転機が訪れる予兆と言って良いでしょう。また、寝ている間に脳は今まであった出来事の整理だけではなく、自分の深層心理など心の情報整理もしています。

それが映像となって映し出されたものが夢ですから、起きている間に自覚はなくても深層心理でこうしようと既に決めている場合があり、その深層心理で思い描いていたものを達成するために日常で意識的に行動をした結果、夢で見た光景と同じ現実が実現されるといったこともあるのでしょう。

「転機の前兆」は眠気が襲う?

転機が来ている場合や、これから転機が来るという状態にいる場合、普段よりもいろいろなことを考えたり、普段は悩まないことに深く悩んだりする時間が長くなるのは仕方のないことです。場合によっては心拍が上がってしまうこともあるでしょう。

このように体や脳を普段より酷使した場合、疲労により眠くなることは仕方のないことです。「転機」を迎えると、今までの生活パターンが変わったりと何かと変化が訪れるわけですから、忙しくもなり、それ相応の体力が必要となります。

『転機の前兆に眠くなる』という現象が起きるのは、無意識のうちにこれから忙しくなっても活発に活動できるようにエネルギーをチャージしているからだと推測することが出来ます。しかし、これもまだはっきりとした科学的根拠や理屈が存在しないため、スピリチュアル的に捉えられています。

「人生の転機」はどん底の時に現れる

大事な人との死別、災害、病気、リストラ、破産など、人生には「どん底」と言われる場面と遭遇することがあります。どん底から抜け出すことができたとしても、状況によっては以前と大きく生活が変化したり、持っていた考え方が180度変わってしまったりすることもあります。こうした環境や価値観の変化によって、人生の転機を迎えることもあるのです。

「転機の前触れ」には体調不良になる

転機というのは普段の平和な日常とは違い、いろんなことを考えたり、悩んだり、対処したりと、とかく体力や頭脳を酷使することが多くなります。それまでの生活からいきなり違うモードになるわけですから、体のあちこちに影響が出てしまうのは仕方のないことです。

これも、体調不良になり悪いものを身体から排出することにより、体調不良になる前よりも元気な身体で動き出せるように仕組まれたものなのかもしれません。悪い事は続かず、その後に必ず良い流れが来るという人生のバイオリズムを考えれば納得が出来るかと思います。

「転機が訪れる」の英語表現

「転機が訪れる」の英語表現には、下記があります。

  • He reached a turning point.(彼に転機が訪れた)
  • His life has taken another turn.(彼の人生に転機が訪れた)

「人生の転機が訪れる」の意味と読み方のまとめ

人生の転機はいつ自分に訪れるのか、それはわかりません。

ですが、生きていればそれはどこかで必ずやってくるはずです。人生の転機が訪れない人は誰一人としていませんし、転機が無ければ人生が平坦でつまらないものとなってしまいます。日々訪れる様々な転機を乗り越え、そこから学びを得ていくことが「人生の学び」であり「幸福」であります。

転機を一つ一つクリアしていくことで、今までの自分から一つ一つレベルアップする事ができます。それが人生の醍醐味なのではないでしょうか。転機をうまく自分のものにするのか、それとも暗転してしまうのかは、やはり自分次第なのです。いくつもあるサインを見逃さず、後になって悔いが残らぬように、人生を送りましょう。