四字熟語 | 薤露蒿里 |
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読み方 | かいろこうり |
意味 | 人の命がはかないことのたとえ。一生は短いということ。「薤露」「蒿里」はともに、葬送のときに歌われた挽歌(ばんか)の名前。中国秦(しん)末の田横(でんおう)が漢の高祖劉邦(りゅうほう)に仕えるのを恥じて自殺したとき、悲しんだ門人が作った歌を、李延年(りえんねん)が「薤露歌(かいろか)」「蒿里曲(こうりきょく)」の二曲に分けて作曲し、前者は王侯貴族の葬送に、後者は士大夫(したいふ)・庶民の葬送に用いた。「薤露」は、ニラの上におりた朝露の意味。乾きやすく落ちやすいことから、人の命のはかなさのたとえ。「蒿里」はもと中国山東省の泰山の南にある山の名前。人が死ぬとその魂がここに来るとされる。転じて、墓地の意味。 |
類義語 | 薤上之露(かいじょうのつゆ) |