一飯千金

一飯千金の意味と使い方

用語の解説

四字熟語 一飯千金
読み方 いっぱんせんきん
意味 僅かな少ない恵みにも厚い恩返しをするというたとえ。一膳の食事だけのような僅かな恵みにも、千金にも値する恩があること。「一飯」は一膳の食事。「千金」は価値のきわめて大きいこと。
類義語 一宿一飯(いっしゅくいっぱん)
一飯君恩(いっぱんくんおん)
一飯之恩(いっぱんのおん)
一飯之徳(いっぱんのとく)
一飯之報(いっぱんのむくい)
英語表現 A blessing as small as a single meal can be worth a thousand dollars.
由来 中国漢代、貧しかった韓信(かんしん)は、川で布をさらしていた老婆から数十日の食事を恵まれた。のちに出世して楚(そ)王となった韓信が、かつての恩人である老婆を呼んで、千金を報いたいという故事から。
出典 「史記(しき)」淮陰侯伝(わいいんこうでん)