- ないが意見の総じまい(ないがいけんのそうじまい)
- ないが極楽、知らぬが仏(ないがごくらく、しらぬがほとけ)
- ない子では泣かれぬ(ないこではなかれぬ)
- 内助の功(ないじょのこう)
- 無い袖は振れない(ないそではふれない)
- 無い袖は振れぬ(ないそではふれぬ)
- 無い知恵を絞る(ないちえをしぼる)
- 泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生(ないてくらすもいっしょう、わらってくらすもいっしょう)
- 泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)
- 泣いても笑っても(ないてもわらっても)
- ない時の辛抱、ある時の倹約(ないときのしんぼう、あるときのけんやく)
- ない名は呼ばれず(ないなはよばれず)
- ない物食おう(ないものくおう)
- 無い物ねだり(ないものねだり)
- 直き木に曲がる枝(なおききにまがるえだ)
- 鳴かず飛ばず(なかずとばず)
- 仲に立つ(なかにたつ)
- 中に立つ(なかにたつ)
- 仲に入る(なかにはいる)
- 中に入る(なかにはいる)
- 鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥(なかぬならなくまでまとうほととぎす)
- 鳴かぬ蛍が身を焦がす(なかぬほたるがみをこがす)
- 仲を裂く(なかをさく)
- 仲を取り持つ(なかをとりもつ)
- 長い浮き世に短い命(ながいうきよにみじかいいのち)
- 長生きは恥多し(ながいきははじおおし)
- 長居は恐れ(ながいはおそれ)
- 長居は無用(ながいはむよう)
- 長い目で見る(ながいめでみる)
- 長い物には巻かれろ(ながいものにはまかれろ)
- 名が売れる(ながうれる)
- 長追いは無益(ながおいはむえき)
- 長口上は欠伸の種(ながこうじょうはあくびのたね)
- 長崎ばってん、江戸べらぼう、神戸兵庫のなんぞいや(ながさきばってん、えどべらぼう、こうべひょうごのなんぞいや)
- 流し目を送る(ながしめをおくる)
- 長尻(ながじり)
- 名が高い(ながたかい)
- 名が立つ(ながたつ)
- 長っ尻(ながっちり)
- 名が通る(ながとおる)
- 名が泣く(ながなく)
- 流れに棹さす(ながれにさおさす)
- 流れに棹差す(ながれにさおさす)
- 流れに枕し石に漱ぐ(ながれにまくらしいしにくちすすぐ)
- 流れる水は腐らず(ながれるみずはくさらず)
- 流れを汲みて源を知る(ながれをくみてみなもとをしる)
- 流れを汲む(ながれをくむ)
- 亡き数に入る(なきかずにいる)
- 亡き数に入る(なきかずにはいる)
- 泣き出しそう(なきだしそう)
- 泣き出しそうな(なきだしそうな)
- 泣き出しそうな空模様(なきだしそうなそらもよう)
- 泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)
- 泣きっ面を蜂が刺す(なきっつらをはちがさす)
- 泣き面に蜂(なきつらにはち)
- 無きにしも非ず(なきにしもあらず)
- 泣きの涙(なきのなみだ)
- 泣きの涙で(なきのなみだで)
- 泣きべそをかく(なきべそをかく)
- 泣き目を見る(なきめをみる)
- 亡き者にする(なきものにする)
- 無き者にする(なきものにする)
- 泣きを入れる(なきをいれる)
- 泣きを見せる(なきをみせる)
- 泣きを見る(なきをみる)
- 泣く口は物食う(なくくちはものくう)
- 泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ)
- 泣く子に乳(なくこにちち)
- 泣く子は育つ(なくこはそだつ)
- 泣く子も黙る(なくこもだまる)
- 無くて七癖(なくてななくせ)
- 無くて七癖、有って四十八癖(なくてななくせ、あってしじゅうはっくせ)
- 泣く泣くもよい方を取る形見分け(なくなくもよいほうをとるかたみわけ)
- 泣くに泣けない(なくになけない)
- 鳴く猫は鼠を捕らぬ(なくねこはねずみをとらぬ)
- 泣くほど留めても帰れば喜ぶ(なくほどとめてもかえればよろこぶ)
- 鳴くまで待とう時鳥(なくまでまとうほととぎす)
- 鳴く虫は捕らえられる(なくむしはとらえられる)
- なけなしの無駄遣い(なけなしのむだづかい)
- 仲人口は半分に聞け(なこうどぐちははんぶんにきけ)
- 仲人は宵のうち(なこうどはよいのうち)
- 仲人は宵の口(なこうどはよいのくち)
- 仲人は宵の程(なこうどはよいのほど)
- 情けが仇(なさけがあだ)
- 情けに刃向かう刃なし(なさけにはむかうやいばなし)
- 情けは質に置かれず(なさけはしちにおかれず)
- 情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)
- 情け容赦もない(なさけようしゃもない)
- 情け容赦もなく(なさけようしゃもなく)
- 情けを掛ける(なさけをかける)
- 情けを知る(なさけをしる)
- 生さぬ仲(なさぬなか)
- 梨の礫(なしのつぶて)
- 茄子の花と親の意見は千に一つも無駄はない(なすびのはなとおやのいけんはせんにひとつもむだはない)
- 為すようにならないで、なるようになる(なすようにならないで、なるようになる)
- 為せば成る(なせばなる)
- 謎を掛ける(なぞをかける)
- 鉈を貸して山を伐られる(なたをかしてやまをきられる)
- 鉈を振るう(なたをふるう)
- 名高の骨高(なだかのほねだか)
- 雪崩を打つ(なだれをうつ)
- 納所から和尚(なっしょからおしょう)
- 夏歌うものは冬泣く(なつうたうものはふゆなく)
- 夏の風邪は犬も食わぬ(なつのかぜはいぬもくわぬ)
- 夏の小袖(なつのこそで)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
- 夏は日向を行け、冬は日陰を行け(なつはひなたをいけ、ふゆはひかげをいけ)
- 七重の膝を八重に折る(ななえのひざをやえにおる)
- 七転び八起き(ななころびやおき)
- 七下がり七上がり(ななさがりななあがり)
- 七度尋ねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ)
- 七つ下がりの雨と四十過ぎての道楽はやまぬ(ななつさがりのあめとしじゅうすぎてのどうらくはやまぬ)
- 七つ道具(ななつどうぐ)
- 七つ七里憎まれる(ななつななさとにくまれる)
- 七尋の島に八尋の船を隠す(ななひろのしまにやひろのふねをかくす)
- 斜めならず(ななめならず)
- 何かと言うと(なにかというと)
- 何かと言えば(なにかといえば)
- 何かにつけ(なにかにつけ)
- 何かにつけて(なにかにつけて)
- 何から何まで(なにからなにまで)
- 某より金貸し(なにがしよりかねかし)
- 何が何でも(なにがなんでも)
- 何くれとなく(なにくれとなく)
- 何食わぬ顔(なにくわぬかお)
- 何事も三度(なにごともさんど)
- 名にし負う(なにしおう)
- 何するものぞ(なにするものぞ)
- 名に背く(なにそむく)
- 何はさておき(なにはさておき)
- 名に恥じない(なにはじない)
- 何はともあれ(なにはともあれ)
- 何はなくとも(なにはなくとも)
- 何分にも(なにぶんにも)
- 何もせずにいることは悪を為していることなり(なにもせずにいることはあくをなしていることなり)
- 何や彼や(なにやかや)
- 難波の葦は伊勢の浜荻(なにわのあしはいせのはまおぎ)
- 何をか言わんや(なにをかいわんや)
- 何を隠そう(なにをかくそう)
- 七日通る漆も手に取らねばかぶれぬ(なぬかとおるうるしもてにとらねばかぶれぬ)
- 名主の跡は芋畑(なぬしのあとはいもばたけ)
- 名のない星は宵から出る(なのないほしはよいからでる)
- 斜めならず(なのめならず)
- 名乗りを上げる(なのりをあげる)
- 名告を上げる(なのりをあげる)
- 名は実の賓(なはじつのひん)
- 名は体を表す(なはたいをあらわす)
- 鍋の鋳掛けが釣り鐘を請け合ったよう(なべのいかけがつりがねをうけあったよう)
- ナポリを見てから死ね(なぽりをみてからしね)
- 生木を裂く(なまきをさく)
- 怠け者の節句働き(なまけもののせっくはたらき)
- 生唾を飲み込む(なまつばをのみこむ)
- 生の声(なまのこえ)
- 生兵法は大疵の基(なまびょうほうはおおきずのもと)
- 生兵法は大怪我の基(なまびょうほうはおおけがのもと)
- 生身を削る(なまみをけずる)
- 生酔い、本性違わず(なまよい、ほんしょうたがわず)
- 訛は国の手形(なまりはくにのてがた)
- 波風が絶えない(なみかぜがたえない)
- 波風が立つ(なみかぜがたつ)
- 涙に暮れる(なみだにくれる)
- 涙に沈む(なみだにしずむ)
- 涙に咽ぶ(なみだにむせぶ)
- 涙を誘う(なみだをさそう)
- 涙を呑む(なみだをのむ)
- 涙を吞む(なみだをのむ)
- 涙を振るう(なみだをふるう)
- 涙を振るって(なみだをふるって)
- 涙を揮って馬謖を斬る(なみだをふるってばしゅくをきる)
- 波に千鳥(なみにちどり)
- 波に乗る(なみにのる)
- 蛞蝓に塩(なめくじにしお)
- 嘗めてかかる(なめてかかる)
- 名も無い(なもない)
- 習い、性と成る(ならい、せいとなる)
- 習い性となる(ならいせいとなる)
- 習うは一生(ならうはいっしょう)
- 習うより慣れよ(ならうよりなれよ)
- 習うより慣れろ(ならうよりなれろ)
- 奈落の底(ならくのそこ)
- 成らずば誹れ(ならずばそしれ)
- 成らぬうちが頼み(ならぬうちがたのみ)
- ならぬ堪忍、するが堪忍(ならぬかんにん、するがかんにん)
- 並ぶ者がない(ならぶものがない)
- 習わぬ経は読めぬ(ならわぬきょうはよめぬ)
- 鳴り物入り(なりものいり)
- 生業は草の種(なりわいはくさのたね)
- 鳴りを静める(なりをしずめる)
- 鳴りを潜める(なりをひそめる)
- 生る木は花から違う(なるきははなからちがう)
- 成るは厭なり、思うは成らず(なるはいやなり、おもうはならず)
- 成るも成らぬも金次第(なるもならぬもかねしだい)
- 成れの果て(なれのはて)
- 縄に掛かる(なわにかかる)
- 縄目に掛かる(なわめにかかる)
- 縄目の恥(なわめのはじ)
- 縄目の恥を受ける(なわめのはじをうける)
- 縄を打つ(なわをうつ)
- 名を上げる(なをあげる)
- 名を揚げる(なをあげる)
- 名を著す(なをあらわす)
- 名を売る(なをうる)
- 名を得る(なをえる)
- 名を惜しむ(なをおしむ)
- 名を折る(なをおる)
- 名を借りる(なをかりる)
- 名を腐す(なをくたす)
- 名を汚す(なをけがす)
- 名を捨てて実を取る(なをすててじつをとる)
- 名を竹帛に垂る(なをちくはくにたる)
- 名を連ねる(なをつらねる)
- 名を遂げる(なをとげる)
- 名を留める(なをとどめる)
- 名を取る(なをとる)
- 名を取るより得を取れ(なをとるよりとくをとれ)
- 名を成す(なをなす)
- 名を残す(なをのこす)
- 名を辱める(なをはずかしめる)
- 名を馳せる(なをはせる)
- 名を広める(なをひろめる)
- 南柯の夢(なんかのゆめ)
- 難癖を付ける(なんくせをつける)
- 難産、色に懲りず(なんざん、いろにこりず)
- 南山の寿(なんざんのじゅ)
- 難色を示す(なんしょくをしめす)
- 汝自身を知れ(なんじじしんをしれ)
- 爾に出ずるものは爾に返る(なんじにいずるずるものはなんじにかえる)
- 汝の敵を愛せよ(なんじのてきをあいせよ)
- 汝の隣人を愛せよ(なんじのりんじんをあいせよ)
- 何でも来い(なんでもこい)
- 何としても(なんとしても)
- なんなら茶漬け(なんならちゃづけ)
- 何の気なしに(なんのきなしに)
- 何の事は無い(なんのことはない)
- 何のその(なんのその)
- なんの糸瓜の皮(なんのへちまのかわ)
- 南風競わず(なんぷうきそわず)
- 難を付ける(なんをつける)