- 苦あれば楽あり(くあればらくあり)
- 苦あれば楽あり、楽あれば苦あり(くあればらくあり、らくあればくあり)
- 株を守りて兎を待つ(くいぜかぶをまもりてうさぎをまつ)
- 食い足りない(くいたりない)
- 食い溜め寝溜めは何にもならぬ(くいだめねだめはなんにもならぬ)
- 食い付き馬に乗ったよう(くいつきうまにのったよう)
- 食いつく犬は吠えつかぬ(くいつくいぬはほえつかぬ)
- 食い物と念仏は一口ずつ(くいものとねんぶつはひとくちずつ)
- 食うか食われるか(くうかくわれるか)
- 空谷の跫音(くうこくのきょうおん)
- 食うことは今日食い、言うことは明日言え(くうことはきょうくい、いうことはあすいえ)
- 食うた餅より心持ち(くうたもちよりこころもち)
- 食うに倒れず病むに倒れる(くうにたおれずやむにたおれる)
- 空腹は最上のソース(くうふくはさいじょうのそーす)
- 食うや食わず(くうやくわず)
- 食えない(くえない)
- 釘の裏を返す(くぎのうらをかえす)
- 釘を刺す(くぎをさす)
- 臭い飯を食う(くさいめしをくう)
- 臭い物に蓋をする(くさいものにふたをする)
- 臭いもの身知らず(くさいものみしらず)
- 草木も靡く(くさきもなびく)
- 草木も眠る(くさきもねむる)
- 草木も眠る丑三つ時(くさきもねむるうしみつどき)
- 腐っても鯛(くさってもたい)
- 楔を打ち込む(くさびをうちこむ)
- 腐れ縁は離れず(くされえんははなれず)
- 草を打って蛇を驚かす(くさをうってへびをおどろかす)
- 櫛の歯が欠けたよう(くしのはがかけたよう)
- 櫛の歯を挽く(くしのはをひく)
- 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
- 孔子の倒れ(くじのたおれ)
- 薬師は人を殺せど薬人を殺さず(くすしはひとをころせどくすりひとをころさず)
- 楠の木分限、梅の木分限(くすのきぶげん、うめのきぶげん)
- 薬が効く(くすりがきく)
- 薬になる(くすりになる)
- 薬は毒ほど効かぬ(くすりはどくほどきかぬ)
- 薬は身の毒(くすりはみのどく)
- 薬人を殺さず、薬師人を殺す(くすりひとをころさず、くすしひとをころす)
- 薬も過ぎれば毒となる(くすりもすぎればどくとなる)
- 薬より養生(くすりよりようじょう)
- 苦する良かろう楽する悪かろう(くするよかろうらくするわるかろう)
- 糞食らえ(くそくらえ)
- 糞も味噌も一緒(くそもみそもいっしょ)
- 糞を食らえ(くそをくらえ)
- 管の穴から天を覗く(くだのあなからてんをのぞく)
- 管を巻く(くだをまく)
- 管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
- 件の如し(くだんのごとし)
- 口あれば京に上る(くちあればきょうにのぼる)
- 口裏を合わせる(くちうらをあわせる)
- 口数が多い(くちかずがおおい)
- 口から先に生まれる(くちからさきにうまれる)
- 口から出れば世間(くちからでればせけん)
- 口が動けば手が止む(くちがうごけばてがやむ)
- 口が多い(くちがおおい)
- 口が奢る(くちがおごる)
- 口が重い(くちがおもい)
- 口が掛かる(くちがかかる)
- 口が堅い(くちがかたい)
- 口が軽い(くちがかるい)
- 口が腐っても(くちがくさっても)
- 口が肥える(くちがこえる)
- 口が裂けても(くちがさけても)
- 口が寂しい(くちがさびしい)
- 口が過ぎる(くちがすぎる)
- 口が干上がる(くちがひあがる)
- 口が減らない(くちがへらない)
- 口が曲がる(くちがまがる)
- 口が回る(くちがまわる)
- 口が悪い(くちがわるい)
- 朽ち木は柱にならぬ(くちきははしらにならぬ)
- 口車に乗せる(くちぐるまにのせる)
- 口先の裃(くちさきのかみしも)
- 口自慢の仕事下手(くちじまんのしごとべた)
- 口添えをする(くちぞえをする)
- 口叩きの手足らず(くちたたきのてたらず)
- 口では大阪の城も建つ(くちではおおさかのしろもたつ)
- 口と財布は締めるが得(くちとさいふはしめるがとく)
- 口に合う(くちにあう)
- 口にする(くちにする)
- 口に出す(くちにだす)
- 口に上る(くちにのぼる)
- 口には関所がない(くちにはせきしょがない)
- 口に針(くちにはり)
- 口に任せる(くちにまかせる)
- 口に蜜あり、腹に剣あり(くちにみつあり、はらにけんあり)
- 口の下から(くちのしたから)
- 口の端に掛かる(くちのはにかかる)
- 口の端に上る(くちのはにのぼる)
- 口は口、心は心(くちはくち、こころはこころ)
- 口は重宝(くちはちょうほう)
- 口八丁手八丁(くちはっちょうてはっちょう)
- 口は閉じておけ、目は開けておけ(くちはとじておけ、めはあけておけ)
- 口は禍の門(くちはわざわいのもん)
- 嘴が黄色い(くちばしがきいろい)
- 唇滅びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)
- 唇を反す(くちびるをかえす)
- 唇を翻す(くちびるをひるがえす)
- 口火を切る(くちびをきる)
- 口弁慶(くちべんけい)
- 口も八丁、手も八丁(くちもはっちょう、てもはっちょう)
- 口を合わせる(くちをあわせる)
- 口を入れる(くちをいれる)
- 口を掛ける(くちをかける)
- 口を切る(くちをきる)
- 口を極めて(くちをきわめて)
- 口を添える(くちをそえる)
- 口を揃える(くちをそろえる)
- 口を出す(くちをだす)
- 口を噤む(くちをつぐむ)
- 口を閉ざす(くちをとざす)
- 口を濁す(くちをにごす)
- 口を拭う(くちをぬぐう)
- 口を濡らす(くちをぬらす)
- 口を糊する(くちをのりする)
- 口を挟む(くちをはさむ)
- 口を開く(くちをひらく)
- 口を封じる(くちをふうじる)
- 口を割る(くちをわる)
- 食ってすぐ寝ると牛になる(くってすぐねるとうしになる)
- 轡の音にも目を覚ます(くつわのおとにもめをさます)
- 靴を隔てて痒きを搔く(くつをへだててかゆきをかく)
- 苦肉の策(くにくのさく)
- 国に盗人、家に鼠(くににぬすびと、いえにねずみ)
- 国乱れて忠臣見る(くにみだれてちゅうしんあらわる)
- 国破れて山河在り(くにやぶれてさんがあり)
- 苦杯を嘗める(くはいをなめる)
- 苦は楽の種(くはらくのたね)
- 首が危ない(くびがあぶない)
- 首が飛ぶ(くびがとぶ)
- 首が回らない(くびがまわらない)
- 首縊りの足を引く(くびくくりのあしをひく)
- 首にする(くびにする)
- 首になる(くびになる)
- 首の皮一枚(くびのかわいちまい)
- 首振り三年、ころ八年(くびふりさんねん、ころはちねん)
- 首を切る(くびをきる)
- 首を縦に振る(くびをたてにふる)
- 首を突っ込む(くびをつっこむ)
- 首を長くする(くびをながくする)
- 首を振る(くびをふる)
- 首を横に振る(くびをよこにふる)
- 窪い所に水溜まる(くぼいところにみずたまる)
- 雲衝く(くもつく)
- 苦もなく(くもなく)
- 雲に梯(くもにかけはし)
- 蜘蛛の子を散らすよう(くものこをちらすよう)
- 雲行きが怪しい(くもゆきがあやしい)
- 雲を霞(くもをかすみ)
- 雲を摑む(くもをつかむ)
- 雲を衝く(くもをつく)
- 供養より施行(くようよりせぎょう)
- 位人臣を極める(くらいじんしんをきわめる)
- 食らえどもその味わいを知らず(くらえどもそのあじわいをしらず)
- 鞍掛け馬の稽古(くらかけうまのけいこ)
- 暗がりから牛(くらがりからうし)
- 暗がりの渋面(くらがりのじゅうめん)
- 水母の風向かい(くらげのかぜむかい)
- 水母の行列(くらげのぎょうれつ)
- 暗闇の鉄砲(くらやみのてっぽう)
- 苦しい時には親を出せ(くるしいときにはおやをだせ)
- 苦しい時の神頼み(くるしいときのかみだのみ)
- 車の両輪(くるまのりょうりん)
- 車は海へ舟は山(くるまはうみへふねはやま)
- 来る者は拒まず(くるものはこばまず)
- 紅は園生に植えても隠れなし(くれないはそのうにうえてもかくれなし)
- 暮れぬ先の提灯(くれぬさきのちょうちん)
- 玄人はだし(くろうとはだし)
- 食わず嫌い(くわずぎらい)
- 食わず貧楽高枕(くわずひんらくたかまくら)
- 食わせておいて扨と言い(くわせておいてさてといい)
- 食わぬ殺生(くわぬせっしょう)
- 食わぬ飯が髭に付く(くわぬめしがひげにつく)
- 鍬を担げた乞食は来ない(くわをかたげたこじきはこない)
- 句を作るより田を作れ(くをつくるよりたをつくれ)
- 君子、危うきに近寄らず(くんし、あやうきにちかよらず)
- 君子に三戒あり(くんしにさんかいあり)
- 君子に三楽あり(くんしにさんらくあり)
- 君子の過ちは日月の食のごとし(くんしのあやまちはじつげつのしょくのごとし)
- 君子の三楽(くんしのさんらく)
- 君子の交わりは淡きこと水のごとし(くんしのまじわりはあわきことみずのごとし)
- 君子は憂えず懼れず(くんしはうれえずおそれず)
- 君子は器にならず(くんしはきにならず)
- 君子は独りを慎む(くんしはひとりをつつしむ)
- 君子は豹変す(くんしはひょうへんす)
- 君子は庖厨を遠ざく(くんしはほうちゅうをとおざく)
- 君子は交わり絶ゆとも悪声を出さず(くんしはまじわりたゆともあくせいをださず)
- 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず)
- 葷酒、山門に入るを許さず(くんしゅ、さんもんにいるをゆるさず)
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
- 君臨すれども統治せず(くんりんすれどもとうちせず)
- ぐうの音も出ない(ぐうのねもでない)
- 愚公、山を移す(ぐこう、やまをうつす)
- 愚者の百行より知者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 愚者も一得(ぐしゃもいっとく)
- 愚痴をこぼす(ぐちをこぼす)
- 愚の骨頂(ぐのこっちょう)
- ぐるになる(ぐるになる)
- 愚を守る(ぐをまもる)
- 軍門に降る(ぐんもんにくだる)
- 群を抜く(ぐんをぬく)